必読!
「金融広告を読め」著者:吉本佳生 光文社新書 1200円本当に必読の本です。とくに一度でも銀行とか投資関係の広告を見て「あーこんな金利が有利ならいいわねー」とか思ったことがある人は絶対に読むべきです!一家に一冊!(そこまでいうか)架空の広告(でもどっかでみたようなことがある実在の例に近いものばかり)を例に金利がお徳と煽る金融広告の読み方を解説し、いかに世間の金融広告が儲からない仕組みなのかを教えてくれます。特別キャンペーンで金利上乗せ!とか元本保証で金利○%とか、本当によくある金融商品(預貯金含む)の落とし穴がわかりますよ。一言で言うと、どどーんと宣伝しているような金融商品は危ないことが多いってことです。新書なので専門的な用語は控えめに書いてあるのでわかりやすいです。新書にしては分厚いですがさらさら読めます。大人だけじゃなくて子供(といっても高校生くらいからかな)にも読ませるべきですね。損をする前に、カモになる前に読むべし!