言っていいの?
小沢さん、こんな発言をしてしまった。キリスト教文明は排他的確かにクリスチャンの私が、あながち嘘とはいえないと感じてしまうのだから、いわれても仕方がないのかもしれない。なぜか。教会は布教・伝道以外に、社会活動が盛んである。とても素晴らしいことなのだが、かなりの割合で、一方だけのイデオロギーが持ち出される。私が代議士秘書をしている時、牧師は私がその政党に属していことが不満であった。牧師夫妻と明治神宮あたりを散歩していたら、神社の鳥居をくぐり抜けることは絶対しなかった。まあ、信念は信念でいいんだ。問題は小沢さんの発言によって、キリスト教団体がどう感じるかだ。つまり、彼らは「前政権党」を支持したりはしない。もちろん、「某宗教団体」の政党など論外であろう。だからこそ、比較的キリスト教団体と相互理解の可能な現政権党の中心人物にこんな発言をされると、大きな波紋を呼ぶのでは。それとも、小沢さんは「人口の1%しかいないクリスチャンの票」をそんなに重要だとも思っていないのだろうか。もっとも。キリスト教団体もこの際、なぜ排他的と言われるのか考えてみれば、信者は増えるんじゃないかと期待する。