初夏の陽気となった今日、姪っ子甥っ子を連れ、両親とともに土手へと。途中、埼玉県北川辺町の「旧川ふるさと公園」でザリガニやメダカ、タニシなどを見つけ、子供たちは捕獲しようと一生懸命。しかし、捕えられるまいと奴らも必死。とうとう一匹も捕まえることができずに涙の撤退（笑）　今度は、「よっちゃんの酢漬けいか」を持ってきて、糸で釣ってみよう。子供の頃は、これをエサに、山ほどのザリガニを釣ったのだ。

ちょっと寄り道をと、大利根町の「十勝甘納豆本舗」へと立ち寄る。あまりの暑さにソフトクリームを食べ、敷地の中を散策。庭のそこここに観音様の像が。

左は慈悲観音、右は酒水観音
　

延命観音はなぜか横向き

お釈迦様


恵比寿様、大黒様


庭の正面には、どーんと大きな布袋様が、にこやかにお座りになっている


七福神もあちらこちらと、点在するこのお店。ご利益があるようで、休日ということもあり、お客さんがいっぱいだ。看板の甘納豆をはじめ、甘い物が大好きな私にとって、素通りできない場所。厳選された材料で手作りの味を守っているここのお菓子は、ほんとうに美味しい。奥には甘味処もあり、あんみつやくずきり、うどんなどの軽食も食べられる。布袋様のとびきりの笑顔に、たぬきに続きまたもや福を分けていただいて、渡良瀬川の土手へと道を引き返した。

緑一色の土手をビニール袋とシャベルをそれぞれ手に持ち、草の間を歩いていく。もう少し川縁まで下りれば、セリなども採れるのだが、今日の目的は蓬とののひろ。大汗をかきながら、シャベル片手に奮闘。蓬は柔らかそうな葉を手でつまみ、採っていくが、ののひろはシャベルを駆使して、根っ子ごと掘る。土にまみれたかわいらしい玉が顔を出すと、子供たちが歓声をあげた。きのこ採りや山菜採り、野草摘みなどのこういう遊びは時間を忘れてしまうねぇ。夢中になって夕方まで、たっぷり紫外線をあびながら土手で遊んだ。

最初に採ったののひろ


夢中でののひろと格闘する母


お疲れ気味のまるまる茸


ののひろは、地域によって呼び名が色々あるらしい。ののひろ、ののひる、のびろ、のびるetc．．．ユリ科ネギ属の植物で、白い玉は地下茎。味噌をつけて食べると、これがまた酒のつまみにピッタリだ。雨の後なら簡単に抜けるが、今回は苦労した。ひと風呂あびたら、かるくビールでもやりますか（＾＾）　蓬は明日のお楽しみ。草もちへと姿をかえて、お茶受けとなることだろう。
春よ！　ご馳走をありがとう＼（＾Ｏ＾）／