二泊二日・茨城へ
大洗の海 サーファーが黒い点のように見える 職場の友人Mちゃんと二人、仕事を上がった後20時に沼田を出発。夜おそくに私の地元・古河に着き、そのまま就寝。翌朝、海へ向かってドライブ。雨女のMちゃんが同行しているわりには、ましなお天気。曇り空ながらも、雨の落ちてくる様子はない。いくらでも眠れるというMちゃんのために、ステップワゴンの後部シートをすべて倒してフラットにした。喜ぶ彼女を乗せ、いざ海へ♪常磐道から北関東自動車道に入り、快適に車を走らせる。高速を降り、阿字ヶ浦、平磯海岸、と海を見ながら海岸沿いを走り、まずのお目当ては、美味しいお魚!というわけで、色気よりも食い気。那珂湊の漁港、魚市場へ。友人から聞いていためちゃ旨いという回転寿司屋をめざしたが、なんと、この店が臨時休業(><) 日頃の行いが悪いのはMちゃんなのか、私なのか? ガックリしつつ、しかたなしに他の店を探す。どこの魚屋でも二階や奥が食事処になっている。まあ、市場内だし、どこでもきっと美味しいに違いないと、目についた店に入ってみる。最後までお寿司に後ろ髪をひかれながらも、「今日のおすすめ」と書かれた大きな張り紙に惹かれ、さっそくこちらを注文。Mちゃんの二色丼と私の鰈の塩焼き定食 二人で分け合い、それぞれの味を堪能。二色丼の鮪も美味しかったけれど、なんといってもこの鰈の塩焼きの美味だったこと♪ 身がふんわりと肉厚で、シンプルに塩焼きということもあり、素材の良さに脱帽! そりゃあ、刺し身にするような新鮮なものを焼いてるんだもの、美味しいに決まってるよね。ある意味ぜいたくだあ。骨の際までむしゃぶり尽くし、満足満足。お腹を充たして、市場の中を見てまわる。今夜は、友人の店で地元の友達と飲む予定なので、酒の肴に何かみつろって帰りたい。実家でたのまれたシラス干しも買わなくちゃ。道端には無造作にイカや魚が干してある。猫が歩いているけど、見向きもしない。食傷気味? 店先では鮪の解体。こうして切り身になっていくんだね顔が間抜けな感じで面白かったので思わずパチリ! 方々(ほうぼう)と立派なカツオ 結局、30cmほどの大きな鯛とイカを購入し、市場を後にした。夜が楽しみ♪左手に海を見ながら、お次はMちゃんのお姉さんが住む「つくば」へと向かう。関東平野ただ一つの山、筑波山だが、この日はあいにくの曇り空。いつもなら男体山女体山の美しい姿が遠くから望めるのだけれど、近くまで行っても、中腹から上は雲の中。ちょっと残念に思いながら、学園都市に住むお姉さんの自宅に到着。初めましての挨拶もそこそこに、お茶をご馳走になった。お茶菓子は、なんと『手作りういろう』! かわいらしい姿にまず感激♪ 餡子も甘すぎず大人の味。いくつでも食べられそうなほど美味しかった。手作りでこんな和菓子を作ってしまうお姉さん、ロングのサラサラヘアーに華奢な体つきの日本美人といった風情。10年ほど京都で暮していたということで、しゃべる言葉はほとんど京都弁。う~ん、Mちゃんが自慢の姉、というわけがわかった。家の中も、シンプル&ナチュラルで、きれいにしているし、とてもステキな女性だ。私も少しは見習わなくちゃ(^^;)二時間ほど、女3人であれこれおしゃべりをして楽しい時間を過ごした。本当にご馳走様でした。「この前の練り切りのほうが美味しかったなあ」というMちゃんのセリフに反応し、今度はぜひぜひ『練り切り』をと、心の中で所望したのでした。さて、お楽しみの夜。店は『Mu豚Ton'酢』。「ムートントンズ」と読む。オリジナル料理が絶品の、友人がオーナーシェフをつとめる居酒屋さん。地元の友達数人と卓を囲んで、まずは生ビールで乾杯! 次々と出て来る自慢のおつまみと全国各地の美味しいお酒で、結局閉店まで飲み続けたのだった。お土産に持参した鯛は、丸ごと塩焼きになってテーブルの真ん中に。これまたサイコーの味で、大きな鯛があっという間になくなった。アジアン系の料理が好きで、自分でも手作りするMちゃんも、シェフから様々な調味料&スパイスをお裾分けしてもらいご満悦。こうした特殊な調味料は、買おうと思ってもなかなか手に入らなかったり、けっこうな値段がするものが多いので、そうとう嬉しかったのではないかな。彼女の笑顔に私も嬉しかった。