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テーマ:海外生活(7771)
カテゴリ:アメリカ生活の日常
先週の週末、めずらしく息子が帰宅しない。 車でたった40分ほどのところにある大学の、ほぼ構内同然のアパートに、友達4人とルームシェアをしているのだが、万年金欠病のため、食費を浮かすため(?)、だいたい毎週末家に帰ってくる。 そんなに近いんだったら家から通えばいいじゃない?というのが大方の日本人の感想だろうけれど、そして、そうしたらアパート代も浮くし、食費も削減できるんでは?と思われるだろうけれど。 しかし、アパートぐらしにはいくつか理由がある。 1.昼間の、車が混んでいない時間帯では40分ぐらいで行けるが、朝一番、通勤・通学のラッシュ時に行くと、下手をすると1時間半かかっても着かないことがある。 帰りは時間を選んで帰ってくるとしても、一日2時間以上の無駄な時間が出る。 2.(息子曰く)そんな通学時間で無駄にしていたら、勉強する時間が取れない!(← 本当かいな・・・) 3.アパート代は浮く変わりに、ガソリン代がかかる。 片道40分、ということは、約40マイル、ほぼ60kmの距離がある。 これを毎日往復して、月に20日行くとしたら、60x2x20=2400km!! こちらのガソリンは日本に比べて安いのだが、それでも1ガロン(約3.8L)で300円。この1ガロンあたりの走行距離はだいたい24マイル(38km)。 つまり、毎月2400kmを走ると、2400/38=約63ガロン必要でガソリン代は、300円x63ガロン=約2万円!! 対して、アパート代は月に約5万円。 ルームシェアと言っても、各人にベッドルームは独立してあるので、けっして安くはない。ガソリン代を考えても3万円ほど余計にかかる。 しかし、一日2時間の時間を考えると、この差し引き月に3万円の差額は妥当なものに思える。 とか言いながら、これはやっぱり痛い出費だ。 話を元に戻すと、今週、この息子が帰ってこなかったのは今週は期末のテストで、勉強に専念しているから(らしい)。 すでに、一年は留年が確定しているので、大学を5年以内には出られないことは確実なのだが、少し手を抜くと、また成績が悪くて、さらに一年、ということだって有りうる。 この辺は日本の大学とかなり違って、「一生懸命勉強しても」単位を取れない(らしい)。 うちの会社にも、このジョージア工科大学のOBが何人かいるのだが、皆口を揃えて、そんなものだ、と言う。 入ってから知ったのだが、このジョージア工科大学というところは、卒業が難しいアメリカの大学の中でも、堂々と、卒業が難しい大学NO.1なのだそうだ。 とにかく、息子よ、テストを頑張ってくれ! さらに一年在学期間が延びたら、オヤジのスネが細くなりすぎて、卒業までの学資は保証できんぞ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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