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テーマ:海外生活(7773)
カテゴリ:アメリカ生活の日常
これは、私の言葉ではなくて、Mixi上で「主婦・主夫 in America」というコミュがあるのですが、そこに出ているスレッドのひとつです。 これがなかなか面白い。 ちなみに、外国人が、日本に長く居すぎてしまったと思うとき、というものの紹介があるんですが、これも結構痛いところをついています。 例えば、外国人が、日本に居すぎた、と思うときは 1.外国人が電車に乗っているのを見て、「わおっ、ガイジンがいるっ」と思うとき。 2.写真撮影のときにピースサインをしてるとき。 3.自分の国に帰ってから、みんなと飲みに行って、全員のビールを注ぎ始めるとき。 4.電話中にお辞儀している自分に気付くとき。 5.どうでもよい商品に4重の包装紙が当たり前だと思うようになったとき。 6.自動販売機で、何のためらいもなく紙幣を入れるとき。 7. 家が10平方メートルでも広いと思うとき。 (ほっとけ) とか、なかなかユーモアもありながら、鋭い観察眼に感心することも多い。 一方、日本人で、「長くアメリカに居すぎたな、と思うとき」というのも、負けず劣らず面白い。 例えば、 1.甘すぎるケーキを食べても頭痛がしなくなったとき。 2.ファストフード店での飲み物のお代わりがただ、が普通になったとき 3.人がドアを開けて入った後に続けて入ろうとしたら、ドアを押さえてくれていなくて、ドアが閉まってムッとしたとき 4.結構な雨でも、傘は面倒だから持って行くのはよそう、と思うとき 5.高速道路に乗ると、すぐクルーズコントロールを使う癖がついたとき 6.日本語と英語が日常会話の中でちゃんぽんになってきたとき 7.PCじゃなくて、紙にペンで字を書こうとしたら全然漢字が書けなかったとき 8.ビールをグラスに入れず、ボトルからそのまま飲んでいるのに違和感を感じなくなったとき といろいろ出てます。 6の日本語に関しては、もしかしたら、日本に居る人も同じかも、とか思ったりしますが、私もちょっと考えてみました。 1.家に白人、黒人、アジア系の子供がちゃんぽんで来ていても違和感を感じなくなったとき 2.コタツがないことに、さびしさを感じなくなったとき 3.家にトイレが複数あることを特に便利だと感じなくなったとき 4.たばこを買いにいくのに、車で行くことが当然だ、と思うようになったとき 5.水道の蛇口をひねって、なかなかお湯が出ないと、すぐにどこか壊れたんじゃないか、と不安になるとき 6.どこへ行くのにも、おしゃれ、とか身だしなみに、ほとんど気を使わなくなったとき 7.時々、靴のまま家の中を歩き回ってしまい、罪悪感を感じなくなったとき 8.知り合いから贈り物をもらって、あれ、今はお歳暮かお中元の季節だったかな?と思うとき 9.買い物に行くのに、必死に割引クーポンを探している自分を発見したとき 10.ファストフードで、1リットルも入りそうなコップでコーラを飲んでいる人を見ても何も感じないとき などなど、まだまだいくらでも出てきそうです。 長年居ると、それが「当たり前」になってしまって、アメリカに来た当初の感激も喜びも忘れている、ということが多い。 で、時々日本に帰ると、あ、日本はこんなだったんだ、と改めて気づいたりする。 風呂に入るのに、脱衣所で脱いでいると寒い!全館暖房が当たり前になっている・・・ 出かけるときに、すぐ車のキーを確認しようとして、必要がないことに気づく・・・ ちょっと買い物に行って、両手にビニール袋5袋に重たいビールなどが入っていて、つくづく買い物が大変だ、と思う。 買い物は常に100%車なので、長い時間重いものを持つ、ということがない・・・ 日本のビジネスマンが使っているパソコンを見て、やけに小さく見える。 そうか、日本では、これを持って毎日会社を往復するんだものな、と。 会社まで車で20分「も」かかる、と思ってしまうとき、というのもありますね。 日本の満員電車で50分、60分、というのは、今となっては考えられない・・・ 今の生活、今の状況が、どれだけ恵まれているのか、どれほど幸せなのか、そういったことって、やっぱりそうでなかった時のことをきちんと覚えておかないと、すぐに気づかなくなってしまいますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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