[旅行記] ブログ村キーワード
日本百名湯の一軒宿、「蔦温泉」
明治、大正の文豪、大町桂月が愛し、
終焉の地とした、ここ蔦温泉。
木造2階建ての風情ある宿構え。
黒光りする廊下、
こういう味わいある古い老舗旅館ほど、
部屋が取れませんでした。
温泉が日本人に愛されている証拠のようです。
名湯に浸かるだけでも良いという人たちが、
次ぎ次ぎと訪れては、車で去っていきます。
蔦旅館を囲む秋の池。
大町桂月は、奥入瀬渓流の、滝や岩の名づけ親でもあり、
東北の美しさを、いち早く世に知らしめました。
なかでも、この蔦温泉には、
2度も冬ごもりをして、
「蔦温泉帖(つたおんせんちょう)」
「冬籠帖(ふゆごもりちょう)」を書き残しました。
古い日本の木造家屋が、そのままに受け継がれ、
現代まで、疲れた人々の心身を温め癒してくれる風景。
「世の人の命を蔦の山
湯のわく処水清きところ」
大町桂月
56歳の生涯を、ここ蔦の地で閉じた、
桂月の辞世の句
「極楽へ越(こ)ゆる峠の一休(ひとやす)み
蔦の出湯(いでゆ)に身をば清めて」
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