―Yin&Yan―

先日、取引先の業者に頼まれてコピー機のデモを
社内で行うことになった。
この時期（←納品が重なり大変忙しい）だし、
社内向けに前もっておおっぴらに呼びかけはせず
当日準備が整った時点で「時間があったらよろしく」と
声を掛けて回った。


それでも興味があったのか、10人近くが集まった。


社内の一角で、当のコピー機を持ち込み実演をする業者。


「ウリ」は・・・
スキャンしたデータをそのまま、
ワード・エクセル・一太郎等のファイルとして
PCに取り込める、といったものだった。

手打ちで文面を見ながら文章をおこすよりも、
枚数が多い場合はこのような機能が便利なことは確か。
…でも、あまりウチでは必要ないかな…(^-^；

そして。

ウチにはすでに他社の同クラス程度のコピー機を入れたばかり。

…このことは当の業者側も知ってはいたのだが。
（っていうか、実際、導入にあたってのコンペがあり、
その時はこの業者が敗北したのだった(^-^；）

わが社では、そうそう次のコピー機の導入はまずない、
ということを承知で、
「機能面を見てもらいたい」ということで
デモを持ちかけてきた今回の実演。
（コンペの時はそういう場が実現できなかったしね）


あと、もう一つのウリは、「情報保護」。


スキャンする際にパスワードを設定すると、
スキャン後のPDFデータを開く際に、
そのパスワードを入力しないと、中身を見れない、
というもの。
社内においても、他の社員に見せたくないものなどあれば
有効な機能ではあるな・・・。
また、そうやって読み込んだデータは直接印刷もできない
ようになっているらしい。
（安易な印刷による情報漏洩を防ぐ機能か）



そうやって、一連の機能のデモンストレーションを行い、
実演は約30分強でお開きとなった。


持ち込んだデモ用のコピー機を持ち出す準備をする傍らで、
業者側の一人と少し話をした。


4月から施行される「個人情報情報保護法」。


この業者だけでなく、DMやメールでもしきりにこの面の
機能充実をうたった宣伝が少なくない。


はっきりいって、ウチでは個人情報は扱っていないため、
あまり関係ない、と思っていたのだが・・・。
（おそらく他の社員や経営陣もそのように思ってるハズ）

しかし顧客情報としての「個人情報」だけではなくて
企業があつかうさまざまな個別の情報と、
その漏洩から派生する影響にまで、法律の解釈が
踏み込む場合があるという。

…いまいちピンと来ないが、どうやら「ウチにはカンケーない」
で済ますわけにはいかないようだ・・・。

この分野の性格からして、自分が会社に注意喚起をしていく
べきなんだろう・・・。



・・・っと、そのまえにキチンとその法律の内容を把握しなきゃ、

だな(^-^；