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カテゴリ:面白おかしい話
近所の魚屋さんの前を通り過ぎようとした時。
店主が飛び出してきて、「毎度!」 満面の笑みを浮かべ、私を見ている。 あんた、誰さ!? 知らんぞ。 この店で買い物したことなんてない。 勿論、今日だって用はない。 しかし彼は続けて、 「お届けもの、後で持って行きますから」と。 何の話やねん! まったく心当たりがないので、私は立ち止まったまま無言。 すると、店主はハッとした顔で、 「○○さんの奥さんちゃうね?ごめん、間違えた!」だとさ。 また、「いや~、あまりにも似ているもんやから。すんませんね!」だって。 ○○さんの奥さんって、そんなに私に似ているの?? これって、いわゆるドッペルゲンガー!? つまり、自分と瓜二つの人間がこの世のどこかにいるってこと。 しかし、一生その存在に気付かないことが当たり前だし、 普通の生活を続けている限り、会うことなんて決してない。 なぜなら、住んでいる環境がまったく異なるケースが殆どなのだから。 場合によっては、国さえも。 ただ、極希に、その人と出会ってしまい、そこからドラマが生まれる・・・ ってのがフィクションでよくある筋書きだ。 そして、今まさに、私の人生でドラマがスタート!? するかもしれない・・・ ○○さんの奥さんとやら人物は、私のそっくりさん(らしい)。 その上、彼女は近所の魚屋さんの常連(っぽい)。 つまり、ここらへんをよく通ってる(みたい)。 だから・・・ あり得ない確率のはずなのに! こんな身近に、実に手が届くくらいの範囲に、 私のドッペルゲンガーがいる! 是非、会ってみたい~!!! 家に戻り、“ドッペルゲンガー”をネットで検索。 その定義は、次の通り: (www.dict-keyword.comから引用) “ドイツ語の「ドッペル (doppel)」は、英語の「ダブル (double)」に該当し、 その存在は、自分と瓜二つではあるが、邪悪なものだという意味を含んでいる。” じゃ、じゃ、邪悪!? ちょっと、予想外・・・ 読み続けると、こうも書いてある: “自ら自分の「ドッペルゲンガー」現象を体験した場合には、 「その者の寿命が尽きる寸前の証」という民間伝承もあり、 未確認ながら、数例あったということで、過去には恐れられていた現象でもある。” じゅ、じゅ、寿命がなんですって? 嫌だ~!死ぬなんてまっぴらよ!!! そういえば、昔。 稲森いずみ主演のドラマで、ドッペルゲンガーに 人生を無茶苦茶にされた話・・・あったよな! ちゃんと見てなかったし、かなり前だったのでよく覚えてないけど。 ヒェ~~~!!! ○○さんの奥さん、早く引っ越してください! きっと、あなたも私に会わないほうがいいと思うので。 もう、何なのさ! これからドキドキしながら近所を歩かなきゃいけないってことか!? とにかく・・・ しばらくは、下を向いて歩こうっと。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月18日 23時53分47秒
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