“期間限定”出向生活、3日目。
ということは、トータルで11日間のうち、
まだ3回しかこの会社に通っていないということだけど。
abimegは、初日からず~っと!気になる人がいる。
はい、ここで誤解のないように。
“恋”とか、“憧れ”とか、“胸が高鳴る”とか、“空気がピンク色になる”とか・・・
残念ながら、そんな“惚れた晴れたよ、ロマンチック話” じゃないので、よろしく。
さて、この気になる人。
斜め向いに座っているオジサンなのだ。
多くの会社がそうであるように、この会社も部屋の片隅に
電気ポットが置いてあり、コーヒーやお茶が飲み放題。
仕事している時、お茶で気分を落ち着かせたり。
コーヒーで眠気を飛ばしたり。
このような一種の無料ドリンクサービス(?)は、とてもありがたい。
しかし、私が気になるオジサンは、会社のコーヒーやお茶に一切手をださない。
タダは嫌いなの?それとも、猫舌なのだろうか?まったく興味を示さないのだ。
だからと言って、一日中何も飲まないってことではない。
むしろ、その反対。
このオジサンは、いつもペットボトルのお茶を飲んでいる。
いや、ただ“飲む”だけではない。“飲み干す”のだ。
この表現が、これまでピッタリの人を見たのは初めて。
要するに、“ゴクゴク”ではなく、“ガブガブガブガブ・・・ゴックン!”
だから、30分以内に必ず、ペットボトルは空になる。
すると、このオジサン。どうすると思います?
まず、すぐにデスクの引き出しをあさり始める。
ジャラジャラと音がするので、かなりたくさんの100円玉をプールしているのだろう。
そして小銭を握りしめ、慌てて部屋を出て行くのだ。
この会社があるフロアや、このビルのどこにも自動販売機はない。
だから、これは私の予想だけど、
おそらく隣の建物にあるコンビニ行っているのでしょう。
帰って来る時には、新しいペットボトルを片手に握りしめている。
そしてまた、ものの見事に、30分以内で完食。(というか、“完飲”?)
それに、このオジサンはお茶しか飲まない。
しかも、毎回違う種類のお茶を買って来る。
緑茶、ウーロン茶、麦茶、ジャスミン茶、玄米茶などなど。
この3日間だけでも、私は日本で販売されているペットボトル茶の
全種類を拝見させて頂いたと思う。
こういう行動を一日の内に何度も取っているので、
このオジサンはおそらく毎日お茶だけに1000円以上使っているよ。
ほんと、どうでもいい話だけどさ。
でも、お節介な私は、やっぱり・・・
気になるのです~。(笑)