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カテゴリ:面白おかしい話
クライアントから送られたワードファイルを翻訳するため、開こうとした。
しかし、なかなか開かない。すごく時間がかかている。 おそらく、画像とかたくさん入ってて、非常に重くなっているのだろう。 「画像をくっつけるなら、パワーポイントにしてよね。」 ちょっぴりムッとしながら、独り言をつぶやいた私は、 椅子の背にもたれ、目を閉じた。 そのまま、少しだけウトウトしてしまった。ほんの数分だけど。 そして、目を開け・・・ すんごくビックリした!!! だって、だって。だ~って! めちゃくちゃ怖そうなヒゲ面のオヤジが、こちらを睨んでいるんだもん! まあ、厳密にいうと、めちゃくちゃ怖そうなヒゲ面のオヤジの 超ドデカサイズの写真だが。 クライアントさんよ~、どんな画像が含まれていようが 私には文句言う権利ないけど。だ~け~ど~! せめて、「中年男性の画層が入ってます」と一言言って欲しかった。 そして、余裕があったのなら、「ちょっとヒゲが濃い人ですよ」とかも。 さらに、「眼力が異常に強い人で、おまけに目が血走ってますよ。 しかも、不機嫌でいかにも『俺に喋るな!』って類のオーラを発してますよ」とか。 (だんだん要求が多くなってきてる?・・・笑) 何はともあれ、久しぶりに心臓が口から飛び出るような驚きを体験。 漫画で例えるなら、目玉がビョ~ンと飛び出すみたいな感じ。 効果音は「ワォ~!」とか「オォ~!」ってな感嘆の叫びでなく、 あくまでも「ギョエ~!」とか「ギャオ~!」という ある種のショック的要素を含んだビックリかも。 と、いうワケで。すっかり眠気が覚めた私は、いざ翻訳作業に取り掛かった。 記事は勿論、このヒゲ面オヤジに関してなのだけど。 読み進めて行くうちに、このイカツイ男の人が、 実はすごい世界的なデザイナーってことを知った。 (服飾じゃないけど、ある専門業界のね) その上、数々の受賞経験を持ち、その世界では革命児とまで呼ばれているほど。 人は、見かけによらない。 だから、ルックスで判断してはいけない。 誰かが、そう私にささやくような気がした。 でもねぇ、確かにそうなんだけど。 異論を唱えるつもりは、さらさらないんだけど。 それが人として当たり前の考えなんだけど。 だ・け・ど! 怖いものは、怖い! それに、ビックリなんて予防できっこないわっ! 偏見でもなんでもなく、私の素直なリアクションでしたからっ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年07月20日 17時23分08秒
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