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M7で今夜勝ったら、M6!セリーグ制覇に一歩前進!と、胸を躍らせながら新聞のテレビ欄をチェックすると、本日はナイター中継なし。ってなワケで、ラジオ観戦を余儀なくされたabimeg家でしたが・・・
タイガース!バッカジャナイノゥ!ずっと5-0で阪神ペースの試合だったから、「今日は、勝ちね!」な~んて思っていると、いつの間にやら1点差に迫られて。あんまりムカツクので、気晴らしにテレビをつけてみると、金曜ロードショーで「ハウルの動く城」の放送が始まるところだった。 ワタクシ、ジブリ系アニメは大好きです。ものすごく詳しいってワケでもなければ、作品全部を見たってワケでもないし。けれど、好きなことは好き。特に、ジブリ系にしてはちょいと大人向けの「紅の豚」が一番のお気に入り。真の男のダンディズムを見事に描ききった素晴らしい作品だと未だに思います。勿論、ああいう男性(ってか、姿は豚だけど)は理想の世界にしか存在しないかもしれないが、それでもポルコ・ロッソ(豚さんの名前ね!)にウットリしてしまうことは間違いナッシング。まだ観ていない方にとってはチンプンカンプンな話をしてるみたいだけれど、機会があれば是非とも観てください。ほんと、テーマの深さゆえ、大人向けの映画。特に、大人の女性のハートがときめく映画だと思います。 と、またいつもの「話が勝手に脱線!」をしちゃったけど。「ハウルの動く城」に関しては、「キムタクが声で出演してる」ってぐらいしか、前知識がなかった。真っ白な頭で見始めること5分ほど。そのわずかな時間でも即効に、映画の世界にどっぷり! (その間、ラジオ中継を最後まで聞いていた父親が、「阪神、逆転されて負けたわ~」と、わざわざ報告に。ほんと、タイガース!バッカジャナイノゥ!リーグ制覇、危ぶまれるわっ!) ハウルは魔法使いです。その魔法が、画面の向こう側から私に伝わってきたのだろうか?こんなに最後の最後まで、瞬きする間も惜しいほど食い入るように映画を観たのは久しぶり。「魅了された」という表現が、この場合は最適でしょう。 温かさが滲み出でくる宮崎駿の世界観、それにピッタリの久石譲のこれまた温かい音楽。何から何までもが、実にハートウォーミング。それに、キムタクが声を担当したハウルが・・・ちょっと、奥さん!聞いてよ~!超イケメン!ほんと、格好いいんです!少し陰のあるキャラだけど、そういうミステリアスなところが女性にとっては魅力的なのだろう。 ハウルに好意を寄せるソフィー(声:倍賞千恵子)は、自分にはまったく自信がない子なのに、自然と人の心を動かす術を知っている。また、いざという時はものすごく正義感があって勇敢!彼女は気づいていないんです。自分がどれほど素晴らしいものを持っているかということを。普通の目立たない女の子だし、魔法なんて使えないけど、彼女には愛のチカラがあります。そのチカラは、どんな魔法にも打ち勝つ。どんな魔法よりも強い。そして、どのような人に対しても励ましや勇気を与え、生きる希望を与える。それがソフィーの愛のチカラなのです。 「ハウルの動く城」のテーマは?そりゃ色々挙げられると思うけど、もし一言で語らなければならないのなら、私は「愛のチカラ」だと思うなぁ。この映画を観終わっても、しばらくは立ち上がれないほど、温泉のようなジワジワとした温かさが胸いっぱいに広がりました。 ソフィーちゃん、私にも愛のチカラをありがとう。もしできるならば、我が愛する出来損ないの阪神タイガースにも、その愛のチカラを分けてやってくだされ・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年10月04日 01時12分33秒
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