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私は、小説が書けない

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本日は超タイムリーに昨夜完読したての小説のことでも書こうと思ってましたが、急遽取りやめ。また後日改めます。なぜなら・・・ちょっと皆さん!!皆さんの中で、読売新聞を取ってる方いますか!?今日の朝刊見ました!?

今朝の読売新聞に、第58回全国小・中学校作文コンクールの最高賞である文部科学大臣賞の3作品が掲載されていました。受賞者と作品名は次のとおり:

「夏実は夏実 ― おばあちゃんからのプレゼント」 (太田夏実さん、中3、秋田県)
「はるくんが大すき」 (ただ裕紀君、小2、香川県)
「祖父への返信」 (三船恭太郎君、小6、岩手県)


世の中には勿論、歳は幼くてもビックリしてしまうほど文章が上手い子供はたくさんいると思います。けれど、これほどまで感動させられた中学生と小学生に今日、初めて出会いました。3人とも、まず文章力が凄い!それに、洞察力や感性、表現力など「読者を魅了する書き方」を熟知しているよう。なのに、文章自体は決して気を張っておらず、とても自然。

特に、「祖父への返信」を書いた三船恭太郎君には舌を巻きました!彼が「小6」であるこを紙面で何度確認しても、未だ信じられないほど。大人の、しかもめちゃくちゃ文才のある方が書いた文章と思ってしまうほど凄いのです。「この子は将来作家になるだろう」ではなく、「今すぐにでもデビュー作を書くべき!」って思ってしまうぐらい見事!

3人とも、ものの見つめ方が本当に深く、きちんと自分の言いたいことを知っていて、決してテーマからそれずに、その思いを活字で表現していました。これが、この3作品の共通点かと思います。(どれも私に当てはまらない。3作品を読んだ後、あまりの衝撃に、いっそブログ書くの辞めようかと思ったほどですからっうっしっし

皆さんにも是非読んで頂きたく、先ほどネットで検索したんだけど、まだ掲載されていない様子。読売新聞を取っていない方は、どんな手を使ってでも(勿論、法で許されている範囲でねっウィンク)、12月3日付けの朝刊を入手するべしっ!!

ちなみに、私はこの3作品一つ一つを読みながら、ワンワン泣いてしまいましたからっ。自慢じゃないけど、目が腫れ上がるほど泣いちゃったんだからっ。おまけに、母親に「何か仕事で嫌なことあったの?」って心配されちゃったんだから、もう!(お母さん、仕事で嫌なことがあっても、もう泣くような歳じゃないよ、私・・・笑)

何はともあれ・・・

例えば、「笑い」、「恐怖」、「喜び」、「悲しみ」、「驚愕」など。何らかの感情を読み手から引き出せることができたら、それで書き手はある意味とても成功していると思う。しかし、その感情が「感動」というものなら?「感動」を読み手の心の内で起すことができれば、書き手冥利に尽きるのではないでしょうか?

この3人は、まだ「子供」。これから先の道のりは、まだまだ長い。しかし、もうすでにそういう書き手の仲間入りを果たしているのでした。






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最終更新日  2008年12月03日 21時52分27秒
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