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私は、小説が書けない

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カテゴリ:仕事の話
とある外国人の構造建築家が現在、8ヶ月という限られた期間の中、世界中の震災の被害にあった国々を巡り、被災者たちにインタビューを行っています。このインタビューを通して彼は、被災者たちの体験談を元に、今後の構造建築工学を考えて行くというプロジェクトを展開しているのです。

神戸はご存知のとおり、1995年に阪神淡路大震災に見舞われた街。だから、勿論。神戸も、このプロジェクトの対象都市の一つ。

現在、私はこの構造建築家が行う被災者たちへのインタビューに通訳として同行しています。今日は、ある中年の女性のお話を聞きました。インタビューは2時間以上にも及びましたが、彼女が語った多くの中で、特に胸に響いた言葉:

(一語一句覚えているワケではないので、要約してますが・・・)

「生きてるだけで、ええのよ。私の場合、自分が生きてて、家族も生きてて、友達も皆助かった。だからこそ、前向きに頑張ろうと思えた。家も全焼しちゃったし、失ったものも多かったけど、命だけは守られた。生きてるからこそ、やり直せるんだということを知った。そして、悟ったことは、私の命は私だけのものじゃない。私が絶望して生きることを諦めたら、家族が悲しむ。親戚や友達も悲しむ。だから、自分のためだけじゃなく、大切な人達のためにも生きなければいけない。そういうことを震災を通して本当の意味で学んだの。」

このインタビューは、後数日続きます。その間、できるだけ多くの方々の体験談を聞くことに。神戸で生まれ育った私ですが、その当時はちょうどアメリカにいたので、震災を体験していません。けれど、神戸の被災者たちの声を届けるため、彼らの体験談が未来の構造建築工学という分野で活かされるためにも、自分の語学スキルで少しでも貢献できればと願います。

通訳を職業としている私ですが、この仕事を通して「言葉の架け橋」という意義の真髄を、今回初めて学なべているように思えます。

明日は、震災で子供を亡くされた方のお話を聞きます。





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最終更新日  2009年04月24日 00時31分05秒
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