私は、小説が書けない
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私は、小説が書けない・・・ でも、ブログなら書ける(かも?) 自分が感じたこと、思ったことを面白おかしく、 時にはシリアスに表現していきます!
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午後は、クライアントと外で打ち合わせの予定。その前に用事を幾つか済ませたかったので、早めに家を出た。すると、思っていたよりもサクサクと終わっちゃってさ。腕時計を見ると、打ち合わせの時間まで少し余裕があった。 こういう時ってコーヒータイムにもってこいです。それに、小腹も空いていたしね。しかも!あら~、これまた偶然~。私ったら、いつも行くスタバの前に立ってるじゃない。こりゃ、いざなわれるしかない。ってなワケで、いざなわれちゃうことにしました(笑)。 市内にスタバは数多くあるけれど、私がよく訪れるのはここのお店。窓際のお一人様テーブルが私の特等席。本日のコーヒーを頼み(勿論、ホットでブラック)、いつもはニューヨークチーズケーキにするところを、今日はベリーのタルトをセレクト。ipodで大好きなPerfumeでも聴きながら、濃い目のコーヒーと甘酸っぱいタルトを楽しもうとしたのだが・・・ 何かが変 いつもの感じがしない。ここのお店は常に落ち着いた雰囲気で、私の特等席も心地良いはずなのに。何かが違う。答えは、意外とすぐに分かりました。ずばり・・・ BGMです いつもなら、バックグラウンドミュージックというその名のとおり、主張し過ぎずにさりげなく流れているはずが。どういうワケでしょう?今日に限って・・・ 大音量 平日の午後ということもあり、客の数はまばら。とは言え、いることはいるんだから。あなたたちにも、聞こえているはずじゃない?なのに、どうしてさ?なぜか平然としている。私だけが敏感過ぎるの?私の耳が聞こえ過ぎ? これ、私だけの問題でしょうか いや、しかし。どう考えても、ボリュームMAX!これじゃ、まるでクラブみたい。ムキになった私は、ipodの音量を上げる。そして、いつもならルーズにつけているイアフォンをきちんと耳に入れなおした。けれど、そんな努力もむなしく、Perfumeの甘い歌声にかぶさって、誰だか知らんがハスキーなジャズのヴォイスが、招かれざる客の如く土足で踏み込んで来た。 これ以上進める前に、一つ。私はジャズが嫌いってワケじゃないから。むしろ、ああいうムード溢れる音楽ジャンルは大好きです。けれど、考えてみて。ipodから流れていたのは、Perfumeですから。それに、ジャズが覆いかぶされば、どうよ?テンポも違う、雰囲気も違う。何から何までが不釣合い。まるで、うまの合わない者同士が、引きつった笑みを浮かべ、無理やり社交的な会話を繰り広げようとしているような感じ。「もう、ええって。合わんかったら、合わへんねんからさっ!仲良くしようとせんでもええやん!」と言いたくなる。 そんなミスマッチな状況では、居心地がグーとは言えない。調子が狂ってしまう。だからでしょうか?ベリーのタルトがとても酸っぱく感じ、コーヒーも今日はイマイチに思えました。おまけに、手元も狂ってしまい、フォークが滑って、タルトの一番ベリーが多い部分が、真っ白のシャツに直撃!もう~、この後クライアントに会うのにさぁ~!勘弁してくれやぁ~!(苦笑) 諦めモードになった私は、大きな溜息をついた。イアフォンを耳から外し、ipodをカバンにしまった。そして、黙々と。タルトを口に運び、コーヒーを喉に流す。まるでクラブのような店内で。ズンズンと腹の底から響く音楽に飲み込まれそうになりながら。 はぁ~、せっかくのコーヒータイムがぁ・・・ やれやれ・・・
プチ勝利♪ 2010年06月09日
しりとり 2010年06月02日
男を見る目 2010年05月16日
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