今朝、見覚えのないメルアドからメールが届きました。件名は、「突然失礼します」。なんか、怪しいメール?と一瞬思ったけど、文面を読めば、どうやらお仕事の依頼。
去年の夏ぐらいだったかなぁ?「現役通訳としてのお話を聞かせて欲しい」と、今は会社員だけど以前通訳学校に通っていた知人からお願いされました。彼女は、同じような方々数名を集め、その会をセッティング。駅近の喫茶店で皆さんとご対面。
ほとんどの通訳は、社会経験を経てから、通訳学校に通い、通訳デビューを果たす。これが一般的な道。私も社会人になり、会社勤めをしてからフリーの通訳になったけれど、共通点はここまで。通訳学校には通わなかったかなりレア、というか無謀(?・・・笑)なケースなんです、私って。だから、そんな「邪道」な私の話なんてなんの参考にもならないかも・・・と予めきちんと伝えてから、皆さんと会ったんだけど。
結果としては、すごく楽しい会でした(笑)!私一人が喋るのではなく、知人も、他に参加した方々も熱心にいろんな意見を語ってくれて、私自身とても良い勉強になったことを覚えています。
さて、本日届いたメール。送ってくれたのは、その会に参加していた一人。名前と顔が一致しなかったので、すぐには思い出せなかった(苦笑)。ほぼ一年前に一度お会いしただけなのに、私のことを覚えててくれて、名刺も大事に持っててくれたのです。彼女が今勤めている会社がこの度、海外へ技術を提供するにあたり、クライアントが近日中に来日予定。「通訳を探さなければ・・・」という状況の中、上司に私のことを推薦してくださったそうです。
フリーランスとしてお仕事している私にとって、こういう縁はとてもありがたい
人と会うことの大切さ。また、それ以上に。人の記憶に残ることの重要性。それらを改めて再認識できた日でした、今日という日は(イエ~イ!)。