カテゴリ:YOGA
関西地方は大雪!とのコトで東京発京都ゆきの新幹線は大幅に遅れる。京都から嵯峨野線・山陰本線で園部まで。園部から西日本JRバスに乗り桧山で下車し、センターからの迎えの車に乗り込む。園部からのバスは95%がヴィパッサナー瞑想合宿へ向う人達であることが、日本人・外国人を問わず、格好や雰囲気を見れば一目瞭然なのが面白かった。
18時ごろ受付を済ませカンタンな夕食(お蕎麦)を摂り、まだ男女取り混ぜてお喋りができるので、アレヤコレヤ自己紹介やら体験談やらに花が咲く。そうだよね、だって数時間後から「聖なる沈黙」が始まっちゃうんだもんね。その後コース説明が行われ一旦部屋に戻り、20時からホールでの瞑想があり、ここからがスタート! パーリー語でのお経を復唱後、アーナーパーナー瞑想の指導テープが流れ、それに則って瞑想を行う。 瞑想の指導は基本的に「ゴエンカ氏の英語でのインストラクション=>日本語訳インストラクション」のテープが流れるだけで、今回のコースでの公認アシスタント・ティーチャーであるデレク・フィリップ氏による説明は殆んどない。最初はそれが奇異に感じたが、ゴエンカ氏のインストラクションテープなら全世界どこでも同じ内容でのコース指導が可能なわけですから、効率的だし公平なんだな、と思いましたわ。 さて、しょっぱなからの瞑想法、アーナーパーナーとは何ぞや?というのをカンタンに説明すると「自分の呼吸をありのままに観察する」それだけ。言うのは簡単、でも興味ある方は実際にやってみて。座って、目を閉じて、自分の自然な呼吸を意識して感じてみてください。どれだけ呼吸に意識を向けていられる?意識すると呼吸が自然じゃなくなってしまわない?あっという間に雑念・想念に囚われてしまわない?そうなの、そこがスタート地点なのです。 私はちょっと前から瞑想をやっていて、自分の呼吸を瞑想のツールとして利用するのに慣れていたので抵抗ありませんでしたが、それでも1時間もの長丁場はダレてくるし、あっという間に雑念・想念の渦に呑まれてしまい、そのたびに「あー、私ってダメだなー」と自分を叱咤してしまい、そのたびに「あー、そうじゃなくて雑念・想念を否定せず、そのまま受け入れて手放せばいいだけなのにー」と、知識としての理解とこの身の反応とのギャップをいたく痛感することしきり。先は長いのだ。たかだか1時間の瞑想で足は痺れるし、背中が曲がってくるし・・・トホホざんす。9時には瞑想終了し部屋に戻ってバタンキュー、と思いきや全然眠れない。明日は4時起きだというのに、と思うと余計に眠れない、相部屋(8人で雑魚寝)の皆の寝息が羨ましく思え溜息ひとつ、外は雪。 次の日(DAY1) もくじ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.04.19 18:12:11
コメント(0) | コメントを書く
[YOGA] カテゴリの最新記事
|
|