テーマ:YOGA(39)
カテゴリ:TRAVEL
![]() サクサクと庭を掃く音で目を覚まし、瞑想をしてココロをアチラ側に遊ばせた後、たいていベランダでヨガ練習をする。アシュタンガ・ヨガのプライマリーシリーズだ。スーリャナマスカーラ(太陽礼拝)で早速汗が噴き出し、スタンディングを始める頃には近所の子供達がやってくる。 3~7歳くらいのちっちゃな彼等彼女等は「フィリピン人じゃなさそうなオネーチャンがなんか変な格好してる!!!」と好奇心を隠しもせず、私のヨガマットの上にまでワイワイ乗り込んでくる。ワクワクした瞳、大きな笑顔、ポーズを真似しては笑い転げる、ちっちゃな天使達。多分彼等彼女等は、学校へ行く余裕もない家庭に生まれ育ち、家業の手伝いやら、物乞いすらもしているだろうことが明らかだ。この女の子はあと5年もすればミニスカートで観光客を挑発してはシュガーダディに身を委ねるシタタカサを学ぶのだろう。 でも私にはそういう現実に対してジャッジする資格などないし、そんなことにココロを悩ますより、「いま・ここ」で楽しく心の繋がった時を共有する幸せを堪能するのが先決っつーか、そういうのが本当はホントウに大事なことなんじゃないかな?とキラキラする彼等彼女等の眼差しを見ながら、心底そう思った。 一緒になってトライアングルのポーズやら勇者のポーズをやる。子供のカラダは怖いくらい柔軟だ。そんでもって子供達というのは全世界共通で「相手を写す鏡」なんだね。同じ目線・同じ立場に降りていって対等なポジションで忘れかけていたオノレの純真な部分を曝け出せば、コドモ・ワールドに仲間入りできます、楽しいなあ。変な日本人のオネーチャンと地元のミニミニキッズがキャイキャイ言いながらヨガやってますよーの図、本当楽しいなあ。 なんて調子のってたら、ヘッドスタンドでバランスを崩し、隅っこに積まれていたサンミゲル(地元ビール)の空き瓶の山へ下半身突っ込んじゃいました。げー、足パックリ切れたけど、それだけで済んでよかったー。教訓、いくらなんでも周囲に気を配りましょう。ンガトト。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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