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さてエルニドである。 結構行き当たりバッタリの衝動的イキオイに任せて日本を飛び出しちゃった、のは事実。なにするドースル?の具体案のないまま、(それでもマネジメント経験者か?との驚愕の声アリ)バクゼーン・テキトー・でもなんとなーく夢はあるのよ、って、そんな状態でピリピン移住を決行しておきながら、あーんナンカ違ーう、えーマジこれ?困ったなぁ、やーん日本に帰りたーい、とほざく日々。キミはモラトリアームな社会エントリー以前の学生さんみたいだね、って誰か叱咤してくださいませんか。つーか、それはうちのダンナの責務だと思うのだが、いかがなものか。一緒になって浮かれポンチでいいのか、ねぇ、ハニー? さてエルニドである。 以前に1回だけ訪れたことがあるだけで、(その時の印象やらはこの日記に記してます)沖へ出れば何百という美しい小島と美しいビーチと美しい海がある、それだけが取柄のひなびた漁村。日本人の眼から見ればインフラはまったく整っておらず、電気が使えるのは昼の1時から夜中の1時までで、それ以外にも突発的な停電は毎日数回発生しているわけですから、電化製品の恩恵に預かろうなんざ、わははは、って感じ。下水システムは存在せず、穴を掘って設置したセプティックタンクへ糞尿汚水は貯蔵され地下へ染み出し自然へと帰る。上水は穴を掘って地下水をくみ上げているご近所さんと共有の井戸へ、バケツを持って水を汲みにいくのだ。ガスは当然タンクごとに購入して使用、でも高いので(1タンク600ペソー!)大抵は炭や薪で食事の支度をしている。お母さんに言ったら、あらアンタが子供の頃ってそんなだったわよー、って言われそうだな。うーん、そうだね、日本だって先進国の視点で見れば「不衛生きわまりないベーシックな生活(=嫌悪感・優越感)」「貧しいのに汚いのにハッピーな人々(=なんか無性に羨ましい・・・)」、そういう時代を経てきているんであったな。でも今じゃ私たち「こっち側のニンゲン」だよ、うーん。 さてエルニドである。 エルニドと言えば「ワンアイランド・ワンリゾート」形式の、水上コテージ、ウエルカムドリンク、異国情緒ただよう癒しの空間、私だけのプライベートビーチ、専属インストラクターに案内してもらう殿様ダイビング、洗練されたクイジーヌは無国籍風・・・といったBollocks満載の「5泊6日2・30万円、ちょっと安めのハネムーン」というイメージですよね。よって、この地を訪れるツーリストの殆んどが「エルニド村」などには滞在せず、空港から直行で各リゾート・アイランドへ向っちゃうのだ。よって、ここ「エルニド村」に滞在するのは自ずと「チープ・バジェットのバック・パッカー野朗」ばかりとなる。が、その数は非常に少ない。なぜか?私の推測としては、エルニド村のビーチは、それほどキレイじゃないから「西洋人バックパッカーのお家芸、ビーチでダラゴロ・読書」も快適とはいかない。かといってボートで沖へ出てキレイなビーチに行こうとすればムチャクチャお金かかっちゃう!からだ。Cheap CharleyでTight Fistedなニーチャン&ネーチャン&ジャーマンおやじには「ちょっとねー」な場所なのだ。そしてまた、食事やアコモデーションも、ピリピンでのツーリストとして支払う各種出費プライス・リストからすると、「高けーよ!」という現状。だってローカルにしてみれば「ウハウハマネー」のチャンスなんだもん、暴利どころか天文学的アナザープラネット的メチャクチャな金額提示しますわよ、そりゃ。ツーリストが「そりゃ高けーよ!」とブンむくれたところでThere’s no choice他に選択の余地ナシなので、ローカル相場の数倍、ボラカイなどの観光化の進んだ地域でのツーリスト・プライスの2割から5割増し、という価格設定がまかり通っている。ヤな感じ。これじゃ、結局みんな、ボラカイとかアロナビーチとか行っちゃうよ。というか、ビーチ目的ならフィリピンよりタイやマレーシア、もしくはインドネシアへ行くよね、普通。 さてエルニドである。 ここでなにをしよう、なにができるのか、なにがしたいのか・・・このあたりもう少し練らないとイカンよね。人生舐めきっていますので、あんまり真剣に働きたくないのが本音。いや真剣にビジネスをここでやるとなると、一定のレベルの業務はローカルに任せておけないから、結局自分達が四六時中働かなきゃなんなくなりそう。実際そういう外国人オーナーが多い。まぁ、その「一定のレベル」ってナニよ?そんなエゴっぽいものを持ち込むからイカンのだよ、ってハナシもありますけどね。とりあえずレストラン業だけはヤダね。割りに会わない。バーってのも需要がどうかな?となるとアコモデーションしかないやん、というか元々の目的は「バンガロー経営」だったんだ!!!!と今更ながら、ハタ!と気づきました。やべー。ということで、数箇所の物件を見て回っては悩んでおります。エルニド湾ビーチど真ん中の限られた区域の土地でエアコン付の貸し部屋業をするか、となりのビーチ(なにもない。電気も水もない。)でドカーンとだだっ広い土地で家建ててまったり暮らすか、どうしようかね?うーん? さてエルニドである。 蟻と蜂と蝿と蚊にはウンザリだー!!!!四六時中皮膚の上を虫が這いつくばっている感覚が抜けない、もー、気が狂いますー。あ、ちなみにエルニドはPC環境まったく全滅です。約2件のインターネット屋さんが1日3時間くらいはオープンしている様子なので、たまに利用させてもらいます、が、1軒あたりPC3台だし、日本語なんて使えないし、信じられないくらい接続が遅いし(MSNのメールにサインインするまでに10分かかりました)、高いし、なので、この楽天の更新頻度が更に減ってしまいます。ま、別にいいか。じゃっ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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