テーマ:YOGA(40)
カテゴリ:YOGA
ボラカイを後にして以降、私のヨガ・プラクティスがガターンと変わった。東京での2005年11月以降から「基本的に自己練習」というのに変りはないが、2006年3月の現在、その場所確保に難儀すると同時に、その質もかなーり変わっちゃったなぁ、とシミジミしている。 東京時代は早朝マイソールクラス週5日&週1・2回はレッドクラス参加、恵まれた環境だったので文句ナシ。ボラカイでは週2・3回Mo Chin女史によるマイソールクラス(参加者が多ければレッドクラス)が定期的にあったし、それ以外でも個人的にお願いして、シャラを自分の練習スペースとして無料で貸してもらっていた。よって、自己練習とはいえ、シャラという凛とした空気の張り詰める空間での練習だったので身が入っていたのだと思う。 ところがボラカイを後にして2週間滞在したプエルト・プリンセサ時代から、練習スペースが神聖なシャラから泊まっているアコモ(アコモデーション=宿泊施設)の室内or裏庭orバルコニーへと変わった。裏庭やバルコニーは天気が良ければ結構爽快なのだが、そのいずれも使えない場合は室内という選択となる。そしてボラカイを後にしてからというもの、私の練習スペースが「室内」限定となってしまったのであります、ぐっすん。 ビーチでヨガ!もトライしたんですが、床のような固さがないと現在の私はマトモに練習できません・・・ヘッドスタンドでコロン!バランスものでグラングラン!あー未熟者!って感じで、ダメダメです。ガキ共もウルサイし・・・。 ということで、ピリピン放浪中の宅ヨガはどんな感じがというと・・・ダンナと2人でチープバジェットな部屋をひとつ借りており、具体的には「部屋はダブルベッドでいっぱい、あとはトイレ&水シャワーのスペースのみ」という状況下において、おかしなことに、ヨガマットを敷けるスペースというのが、いつも「トイレ&水シャワースペース」の横だったりする。よって、まったくもって不浄で悪臭漂うスペースにてヨーガのプラクティス(アサナ&瞑想)をしているわけですから、ゴビンダ・カイが聞いたら怒りそうです。 そしてまた、同居人がいつもそこにいるというウザさ、これ堪りませんね、まったく。「うるせーなー!」の怒鳴り声の合間を縫ってソロリソロリと行う早朝練習はスッキリしないし、夜の瞑想もトイレへ駆け込む同居人に邪魔されながらだし、なによりあれだね、うちの同居人は礼儀正しいので口に出してはっきりは言わないが「ウゼーよ、ヨガなんてやってんじゃねーよ」という無言のプレッシャーをヒシヒシと感じてしまうのは、辛いですわ。ウジャイ呼吸で吸い込むのは煙草の煙とトイレの悪臭なんて、うーん、やらない方がマシなのでは?とマジ思います。 結果として、どんどん自己錬がテキトーになってきました。100%没頭してできない、のが原因でしょうね、きっと。「オザナリ・アシュタンガ・なんちゃってハーフ」というのが最近の傾向です。いや、これはもうアシュタンガなどとは言えません、トホホ。ヨガとも呼べないシロモノかもしれません、つまんないのでやたらハンドスタンドの練習に熱が入ってます(アシュタンガの基本はバンダ・呼吸・ドリスティ、そしてハンドスタンド(のバランスポイント&バンダの組み合わせ)であると昔から踏んでおりますので)、これじゃジムナスティックですね、わはは。やっぱ東京戻りたいなー、ヨガスタジオなんて選り取りミドリだし、WSも頻繁にあるし、羨ましーい。 なんて腐ってたら、さっきネットカフェで、ここエルニド(の外れのビーチ)にシャラを建てて、やたら高い値段でヨガを教えてるという、ウサン臭い女性に出会いました。へー、こんなド田舎のひなびた漁村にもヨガというコマーシャリズムが・・・。ま、ヒマなんで、ちょいと行ってみます、どんなかな? どんなかな?って、実際行ってきました。いやー、相当にウサン臭かったっす。ヨガというよりボディセラピーで・・・髪引っ張られてはゴロンゴロン体転がされ、大声で叫ばされたりして、「自己を解放しなさーい!」って、ウザイなぁ、テメーに言われたかねーよ、痛てーよ、ってな感じ。もー、サンカーラがイッパイ溜っちゃったわよ、プンスカ。挙句の果てには「アナタここで、私の不在時にヨガの先生やらない?」とイキナリ・リクルート。あ、いいかも、乗ったぜ、それ!エルニドで似非ヨガインストラクター、私の進むべき道はこれだー、オー! 自己を解放したい皆さん、是非いらしてください、ヒーヒー言わせてあげます(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.05.15 17:00:27
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