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カテゴリ:コーチング・スキル
私たちコーチは自分にもコーチをつけている。コーチの必要性・有効性を知るからこそつけている。
私はコーチングを始めてから4ヶ月後に初めてコーチをつけ、それから、テーマがたくさんあるときは2人、3人コーチを同時につけている。 今から三年前、私はコーチを2人つけていた。 2人には次のテーマでコーチング・サポートを受けていた。 Kコーチとのテーマ:学校の改革のためのコーチングをベースにしたメンターシステムの確立、日本語教育へのコーチング普及活動 Mコーチとのテーマ:コーチとしてのパーソナル・ファンデーション(人間基盤)の強化、コーチング・スキルアップ その頃、以前に勤めていた学校から改革の依頼を受け、改造を進めていた。 8ヶ月経ったある日、改善したかたちでようやく学校全体が動き始めた矢先、私は解雇を告げられた。景気が低迷の中、増え続ける不法滞在外国人労働者やその犯罪の増加を抑えるため、その窓口と見なされる就学ビザが大幅な数で不許可となり、向こう1年の新入学者が見込めず、学校の大幅な定員割れが見えたためだった。 そして、私は2人のコーチにこの状況を同じように話し、それぞれから質問をもらった。 私「今日は鼻から牛乳を噴いちゃうような報告があるんです。学校から辞めてほしいって言われました。もう少し面倒みたかったんですけど、10月までってことになりました。」 Kコーチ「えっ?辞めること承知したの?ショックだなぁ~。まあ、落石事故と思うか小石に 躓いたって思うかだけど、どっちで行きますか?」 ⇒私は小石で行くと答えたと同時に顔を上げて、見返す気持ちが出たのか新しいエネルギーが自分の中に沸くのを感じた。そして、拍車がかかったようにコーチング普及のため、コーチング・デモンストレーション、ワークショップ、セミナーの機会を依頼をしてどんどん展開していった。 Mコーチ「えっ?どういうこと?笑い話じゃないじゃない。自分をもっと大事にして! 自分を大切にしようよ!何かできることはない?」 ⇒私は張り詰めていたのかこのことばを聞いてから、じんわりとそして、セッションの後、号泣してしまった。よく泣けたからか翌日はすっきりしていた。気分を一新して、自分を大切にするってどういうことか考えるようになった。 どちらもベテランの素晴らしいコーチで、それぞれの視点から私が前に進むために必要なことばと質問をくれた。 この質問は人として、コーチとして大切な宝物だ! これがあるから、私はコーチをしているんだと思う☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年09月20日 22時19分06秒
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