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カテゴリ:コーチング・スキル
落ち込んでしまったとき、やると効果がある視点を変えるセルフエクササイズ♪
---「他責」と「自責」--- あれから、もう6年も経つんだ・・・。 6年前の初夏、引ったくりに遭った。現金18万円、7年間少しずつ集めていた研究データ 前日から徹夜で作成した翌日実施予定の試験問題をカバンに入れていた。家まであと200mの ところで二人乗りのバイクにいとも簡単にカバンを盗られた。 カバンを盗られた瞬間、本当に疲れていたのか腕が軽くなってほっとしたほどで、 引ったくりに遭った状況を理解するのに数秒かかった。 80m先を男性が歩いていたので「ドロボー!」と叫んだけど、振り向いただけで、そのまま 去っていった。 このとき、私は人生を全て奪われたと思った。 ショック状態で、自分をずっと責め続けていた。「なんでデータのバックアップを作っておか なかったんだろう。なんで、あの道を通って帰ったんだろう。試験問題を学校においておけば よかったのに。もう少し早く学校を出て定期券を買っていれば、定期はポケットに入れるから 18万円は無事だったのに。判断がつかなくなるほど疲れていたのに気づかないで仕事をする なんて馬鹿もいいところだ。女らしくてきれいだったら、前を歩いていた男は助けてくれた かもしれないのに、あまりにかまわなすぎ!…」 本当に責めまくって、息ができなくなっていた。 3年前、この事故を「他責」の視点から、話してみたらどうなるかとコーチに聞かれた。 コーチは沈黙して、私が話始めるのを待っていた。 ビルのせい、学校のせい、世の中のせい、男に見る目がないせい、定期券うりばが8時に閉ま ったせい・・・。 コーチはただずっと相槌だけを打って、聞いてくれていた。 話終わると、心と肩から力がすっと抜けて解放感を得て、元気になれた。 いつのまにか、背負い込んじゃうもんですね。。。 これは誰かに向かって、声を出して話して、黙って聞いてもらうとより効果的です♪ 人は話している間、自分の声が聞こえているんで、それを聞くことで気づきや変化が 起きます☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年09月29日 18時34分28秒
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