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カテゴリ:皆川亮二の世界
不思議の国のアリス、鏡の国のアリスを
読んだことがある人にとっては知ってるキャラクターの 名前が出てきて楽しめるかもしれない。 でも読んだことがない人でも充分に 楽しめる内容になっている。 地球に落ちてきた隕石に付着していた生命体を 人に移植し、世界を滅ぼしたあとの進化を提唱する 歪んだ人間によって一つの武器(ARMS)を生み出す。 それを植え付けられた人たちが戦う姿は あまりにも悲しく表現され、最後まで絶望を 感じてしまう。 スプリガンで手に入れた知識もあるためか、細かく 色んな資料を元に描かれていて、現実に起こっても おかしくないほどのリアリティがある。 五部で構成されているこの『ARMS』は 人間としての自分の位置を教えてくれた作品だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.11.07 21:59:35
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