原稿用紙10枚を書く力
斎藤孝の本です。「●●力」系の本、最近かたっぱしから読んでいる気がする。コメント力もこないだ読んだなあ。(いまは、「質問力」。)しっかし、この人の書くことって、ほんとうにスッと自分の中に入ってくる。今回は物書きする人なら基本のき、な感じのことだけれどじつにわかりやすく書いてあるので、ものを書く感覚を思い出せた。原稿用紙10枚を書く力この本に詰まっていることこそ、まさに自分がもし、先生になったら、子どもや、学生に教えたいなって思っていたことだった。編集者をやっている身でモロに役立つ、ってことはもちろんのこと、自分が伝えたい中身について、また一歩考えられるキッカケになった。偶然に感謝だなー。ピン!と来たこと、忘れないうちに書いておこうっと。★書くことは考える力を鍛える→ 棚卸し・整理(重要度ランクづけ)・筋道立て・取捨選択★起承転結の転から考える★書く材料として使うつもりで読む★考えの過程も消さないで残しておく(再整理のために)★自分の立ち位置・ポジションを決めて書く話は全然変わるけれど、最近割りと本屋で見かける奥の細道のペン習字の広告が新聞に載っていてためしになぞって楷書を書いてみたのだけれど、日本語ってとっても美しいなあ、流れているなあ、って思った。わりと自分の中で日本語熱が高まり昂り中。