Adieu TRISTESSE!

次の日、朝起きてからかる～く朝食を取り
みんなで近場のマルシェへ移動。あまり眠れなかったのできつい。
ママさんは靴を買いたいらしくて、お店で悩んでたけど
結局気に入るものがなかったらしい。



（↑セブ家族。後ろはセブとパパさん。右前がママさん。
左前にいるのはご近所のおばさま…らしい）

お昼も４人で食べ、15時前にはパリに着いた。

実はこの夕方、別れ話にまでいたる大爆発を起こした私。
いや、今までも何度も別れ話は私から持ち出して（本気ではないにしろ）
そのたびに出て行くフリ（？）までしてたのですが
最近ではもう相手にされず「勝手にすれば～？」状態

実はここに書くかどうか、かなりためらってたのだけど
ひとり悶々と考えることに疲れたから思い切って書くことにした。
原因は本当にいろいろあって。。。
私の言ったことをまるきり無視する行動やら、曖昧さ加減、
口がすっぱくなるまで言ったことなのに結局何もしないとか
本当に本当に日々不満に思っていることや
直して欲しいと思って蓄積してることが、一気に大爆発。
スーツケースに洋服を詰め込み、今回は本気で出て行こうとした。
でもチャグが私の様子に怯えてソファの下から出てきてくれない。
自分でもあきれるくらいの爆発で、興奮と極度のストレスのせいで
息が苦しくなり、なんと…顔面麻痺を起こしたんだよね。
（麻痺はほんの20分間くらいだったけど）
こんなの人生で初めて。。。。

本当ならば今日は付き合ってから1年の記念日だった。
私は朝方パリに帰り、準備を練りたかった。
お祝いのとっておきのディナーを用意したかった。
まだメニューを考えてなかったから、それも練りたかったし
前菜、メイン、デザート…と完璧に用意するつもりだった。
それはセブももちろん知ってて前日から「猫も心配だし、
明日は記念日。午前中に帰ろうね」と言っておいてたし、
セブもOKしてたはず。
でもお昼を一緒に食べるかママさんが私たちに聞いたときに
「僕はここにいたいんだよねぇ～！」と・・・裏切り者
「でもまぁ、君が決めるべきだよ」と。
私がご両親の目の前で断れると思ってるのか？そういうところがずる賢い。
その時私は静かにキレた。

”人の気持ちをなんだと思ってるんだろう、この人は。
約束っていうのは守るからあるんじゃないの？”

彼の言い訳としては「午前中に帰ったって、午後を回ってから帰ったって
そんな違いはないし変わらないよ」だった。そうかもしれない、でも
気持ちの問題だ。この人は完全に私の気持ちを無視した。
結局は私が相手を【思い通りにしたい】から、そんな大爆発を起こすんだろう。
分かってる、そんなのは分かりすぎるくらい分かってるんだ。
人と付き合っていくことは【相手を受け容れる努力をすること】だと
いろんな本やHPに書いてある。
でもね、セブは優しいけれど決断力に欠ける人。
いつも曖昧で、たとえば10年後のことは考えても来月のこととか
半年先みたいな近未来のことは考えられない。
考えたくてもできないみたいだ。
そういうのをぜんぶ受け容れるって本当に大変。
これが学びの場となればいいんだけど…なかなかむずかしいです。
せっかくの記念日は散々な結果に終わった。。。