老婦人と犬。
外出途中、前方に黒尽くめの人が立っていることに気がついた。近づくにつれ、それはダウンジャケットを着たおばあさんであることは分かったのだが、それにしては何となくヘンなんである。何がどうってのは上手いこと言えないのだが。しかし、その「ヘン」の正体が程なくして判明。まっっっっっ黒いプードルである。おばあさんは、黒い布?に、真っ黒いプードルを包んで抱いていたのだ。「あぁ、あのプードルかー」・・・・と、思った。おばあさんが立っている場所に、たまに同じようにプードルを抱いて立っているおじさんがいるんである。あのおじさんの家族なんだろう。・・・などと考えながらこの絵を描いていたのだが、ぷ、プードルってムズいな、オイ。と、自分の描いたタワシみたいなブツを見てつくづく思った。