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テーマ:今日の出来事(292599)
カテゴリ:音楽
やっとやっとやっと、今日修士論文(修論)を提出しました。
微生物を用いた発酵のモデル化についての研究内容でした。 まあ、来年も進学するのでしっかりしたものを提出しなくてもよかったのですが…。 修論の最後に謝辞を述べるところがあります。 もちろんお世話になった先生、共同研究先の先生、先輩、研究室の人に 感謝の意を書きます。 「多大なるご指導を賜りました○○教授に厚く御礼申し上げます。また…」 といったことを長々と書きます。 謝辞を書いてると2年前の卒論のことが思い出されました。 2年前には別の大学で、今と違って環境ホルモンの分析を行っていました。 当時の研究室に「ウルフルズ」がめちゃくちゃ好きで コンサートは欠かさず行ったり、ファンクラブに入っていたり、 ラジオで投稿したりといった子がいました。 その子は卒論の謝辞のところに、 「いつも最高の音楽を提供してくれたウルフルズ、トータス松本氏、 ウルフルケイスケ氏…に厚く御礼申し上げます」 と書いていた。先生に提出後、最後の最後にその一文を書き加えていた。 まぁ気付いた先生も怒りませんでしたが…。 卒論を書いてた時と比べると俺も大分成長したなと思います。 今考えると、2年前の卒論はホントボロボロだったなと思います。 でも今日修論を提出するまでにはホントに苦労しました。 最初の1年間はほとんど研究がうまく行かずに大学院をやめよう と思ったこともたくさんありました。 俺の入学と同時に始まったテーマだったので内容が分かる先輩がいなくて (コンピュータ分野)、共同研究室の先生に何度もお世話になりました。 それでも、まったくうまく行かず、何度もあきらめかけました。 そんなときに元気を出すためによく聞いたのが「ケムリ」でした。 ケムリにはPMA、オオイチョウ、などポジティブになれる曲がたくさんあります。 大学入試の勉強のときも深夜によく聞いてました。 ケムリの曲の中に「アト-イチネン」という曲があります。 (実際の曲はすべてカタカナです。分かりやすくひらがな、漢字で書いてます) あと一年、あと一年、どんだけのことができるだろう あと一年、あと一年、どんだけの夢を見せれるかな あと一年、あと一年、遠く過ぎさりし夏祭り あと一年、あと一年、もっともっと笑おうよ、あと一年 「やめたい」と思うときも この曲を聴いて何度も何度も「頑張ろう」と思い頑張ってきました。 そして、曲にもあるように「花火」を上げることができました。 ホントにこの曲に何度も助けられました。 この曲のイントロに 母さんの手を握り締め、祭ばやしの洪水の中で 買ってもらった焼きトウモロコシを食べきれず泣いた俺が こんなとこまで来ちゃったよ、あららこららで、あと一年! というセリフがあります。 ここまで来るのに両親にはホントにお世話になりました。 子供のころから24年間いつも俺のことを見守ってくれていました。 俺が就職せずに博士課程に進学したいといったときも最後は認めてくれました。 その両親にも恥ずかしくないぐらいこの「一年」は頑張ったと思います。 親から資金援助をしてもらう最後の「一年」、俺は走り続けたと思います。 お父さん、お母さん、今までありがとうございました。 これからも色々と迷惑かけますがよろしくお願いします。 次の「一年」も精一杯がんばっていこうと思っています。 あと一年、あと一年、もっともっと笑おうよ、花火をあげるよ、 まだまだこれから、あと一年! 最後になりましたが、いつも最高の音楽を提供してくれた ケムリの皆様にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。 ケムリ / リトル・プレイメイト ケムリ / ケムリ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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