テーマ:たわごと(26792)
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国勢調査は無事に提出しましたが、それを記入しながら、ふと昔のことを思い出しました。 もう20年ほど前のことですが、 当時私が貿易会社で仕事をしていた頃のこと。 モロッコのお客さんが奥さんを連れて来日した日の出来事です。 そのお客さんは一代で富を築き、日本では想像もつかないような豪邸に住んでいる人なのですが、奥さんの長年の持病を日本の先進医療で治療したいということでの奥様同伴での来日でした。 現地の病院では、原因不明ということで片付けられてきたが、日本の医療技術なら、その原因を解明して治療もしてくれるのではないかという期待をもってのことです。 私も仕事の合間をみて、その奥さんを大学病院に連れて行ったのですが、その受付の際に、まさに日本では想像もつかないような経験をしました。 その奥さんに受付の書類を渡し、項目を説明してそれを私が代筆するかたちをとりました。 姓名・・XXXX、 国籍・・モロッコ、 生年月日・・・のところに来て驚きは発生しました。 その奥さんに生年月日を尋ねると、『大体、50歳』と答えたのです。 『大体??????』 聴き間違いかと思い、もう一度たずねましたが、 答えは先ほど同様で、『大体50歳』という返事。 よく聞くと、その方のご両親も年齢が『大体』で生きてきたし、その方も『大体』で困ることなく生活してきたので、詳しい日にちなど知らないし、気にしていない・・・というのです。 これには、本当に驚きました。 日本に住む私たちは、子供のころから、何かの書類に書き込むときには、名前のあとは、ほとんどといっていいほど生年月日を書く欄があって、ごく当たり前のように自分の生年月日を記入して今に至るまで生きてきていますよね。 その私たちの目の前に、生年月日を『大体』でまかり通ってきた人が存在することをはじめて知ったときの驚きは、尋常ではありませんでした。 私個人としては、いまだに、そのときのことが不思議なのですが、 国勢調査とまではいかなくても、学校、病院、役所、あらゆるところで、書類とくれば、生年月日を含むものです。 それを『大体』で生きてこれたことの不思議さと、真実を追究しようともしない『大らかさ』が今でもなお理解できずにいます。 私のブログには、幸い、外国で暮らされている方がたくさんいらっしゃいますので、 この機会に、是非、そんなことが可能なのかどうかをお尋ねしたいと思いました。 税金を払うことなく浮浪生活をしている人ならともかく、かなりの財産を築いた人の奥さんが生年月日を知らずに(というよりも、どういう風に登録されているのかまで気になってきました)まかり通るものなのか・・・ 何だか、宇宙の無限とは、どんな状態なのかを考えているような真空状態になってきます。 こんなの、有りでしょうかね?? ブログ仲間のワンクリックに感謝! お寄りいただきありがとうございます。 貴重なワンクリックに更なる感謝。 クリックするだけで、無料で募金ができます。 クリック募金とは、クリック募金サイト上の募金ボタンをクリックするだけで、無料で募金ができる仕組みです。 あなたに代わって、スポンサー企業が寄付をするのであなたには一切お金がかかりません。 左のオレンジ色のバナーをクリックしてその先に表示される案内に従って、クリックを頂けましたら幸いです。 こんな形で誰かの命が救われて笑顔が見れたら素敵なことですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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