Dreamy afternoon cafe

高校３年生のＣちゃん、数ヶ月前から何となく元気がなくて、本人からよく聞いてみると学校の方もずっと休んでいるとのこと。　

ひょっとしたら軽いうつ病の可能性があるかもしれないと思い、夜眠れるのかと尋ねると、中々眠れないのでいろんな本を読んでいるうちに朝になってしまい、そして、明るくなると眠るけれども、今度は午後３時ごろまで寝てしまうというような日々が続いているということ。

一月ほど前に、元気のない彼女の様子が心配になって、本人に話したことがありました。

『原因はわからないけれど、きっといろんなことに頑張りすぎて疲れがたまった時なんかに急に睡眠のコントロールができなくなるような症状になることがあって、何となくやる気がなくなったり、人に会うのもおっくうになったりする症状があってね、脳内にある物質のバランスが崩れることが原因で、それを薬で補ってやると、また元気ができくると思うから一度ご両親にそのことを話して専門の病院に行って薬を飲んでみるといいよ』・・と


２週間ほど前、Ｃちゃんのお母さんより電話があって、学校をこの数ヶ月休んでいること、睡眠のコントロールができていないこと、元気がなく、覇気を感じなくなっていることなどを話してくれました。　

それで、ひょっとしたら軽い鬱の状態かもしれないことをお母さんにお話しすると、お母さん（病院の看護婦長さんをされています）も、そのことが気になっていて、最近、神経科の方に通い始めたことを話してくれました。

毎年、この時期になると英語のスピーチコンテストに向けて始動するのですが、今年はそんな事情なので、本人にはその話は持ち出さずに、学校の授業に遅れないよう彼女の学校で使っている教科書を書店より手に入れて、いつでも学校に復帰できるように教科書の内容を一緒に楽しみながらやるようにしています。

また、つらくて外にも出れない時もあるようですが、本人は英語が好きだからといって休まずに授業を受けてくれています。

私もできるだけのことをしてあげたい気持ちから、車で送り迎えをしてあげたり、彼女の比較的元気のある夜の９時前後の時間帯からインターネット電話（Skypeという無料通話のできるサービスを利用しています）を使ってWebレッスンのような形で授業をしています。

以前、このブログの中で、『頑張る』ということについて触れたことがあるのですが、そのことを思い出しました。

『頑張らない努力もある』というタイトルで当時私の感じたことをつづっています。

『頑張らない努力もある』　(よろしかったら読み返してみてください）

そして、誰よりもCちゃん自身が、一日も早く元気になりたいと願っていることが痛いほどよくわかるだけに、そうした彼女の努力を理解し、支えてあげたいと思うのです。

Cちゃんが早く明るい気持ちで学校に通えることを願っています。
『いっしょに歩こうね！　Cちゃん！』
そんな気持ちです。





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