テーマ:徒然日記(23505)
カテゴリ:日々の雑感
とても日常的なことですが、「電話番号の押し間違いにご注意ください」などという言葉が申込書などによく見られます。 もちろん「かけ間違い」のほうがより一般的にみられる言葉ですが、こうした言葉にも時代の変化が表れていることを時々感じるものです。 「ダイヤルを回す」などという言葉は最近全く聞かれなくなりました。 回す「ダイヤル」がないのだから当然です。 同じように、テレビなどの「チャンネルを回す」も今では死語となっています。 「言葉は文化」だといわれます。 だから時代が変わると言葉もその時代の文化に応じて変化するわけですよね。 文字で表す文語と、言葉で表す口語でも違うとは思いますが、 たとえば、平安時代にもしタイムスリップして人々の話している様子を垣間見ることができたとしたら、その日本語はどの程度私たちに理解できるのだろうか・・・なんて考えたことありませんか? 文化だけでなく、法律などによっても言葉は変化しますね。 たとえば、看護士(以前は看護婦さんが普通でしたね)、キャビンアテンダント(以前はスチュワーデス) 英語でも、警察官はpolice officer (以前は、police man), 消防士はfirefighter (以前はfire man) などのように男女機会均等法などの法律の成立によって言葉が制約されることもあります。 逆に、日本で「ホスト」と言えば、男性を想像しますが、英語でhost という場合には、男女を区別しないようですから、ネイティブの言葉と外来語から転用して使っている国の言葉でも、その辺のニュアンスが微妙に違ったりするようです。 そんな些細なことでも、関心を向けてみると結構面白いものです。 話はかなり飛躍しますが、「タイムマシン」というあこがれの乗り物はかなり昔から映画やドラマなどにも登場してきましたし、漫画でもドラえもんではしょっちゅう活躍していますね。 「過去に戻って、その出来事に変化を加えると歴史そのものが変わってしまう」という発想。 これは、私も子供のころとても不思議なようで、当然なようで、なんともいえないロマンを感じる発想だと感じていました。 以前は未来の道具だといわれていた「テレビ電話」も今では、ごく当り前のことになっています。 すると、「電話をかける」ということばも、「電話で会おうよ!」という風に変わるのかもしれませんね。 「言葉は文化」・・・・確かにそうかもしれません。 ブログ仲間のワンクリックに感謝! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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