テーマ:仕事しごとシゴト(23739)
カテゴリ:日々の雑感
5月28日はZARD坂井泉水さんの一周忌でしたね。 あれからもう1年が過ぎたのかと、時の流れの速さを痛感します。 たくさんの名曲を世に送り出し、多くの人の心を優しく癒し、励ましてくれました。 私自身も何度となく彼女の歌声に励まされ勇気づけられ、元気をもらいました。 生前に語られた、 「私は、言葉を大切にしてきました」 という短い言葉が妙に心に残っています。 作品づくりの際に、表現したい言葉を詩のなかに落とし込むにあたっても、 納得のいくまで何度も書き直しながら究極の言葉に行きつくまでこだわったと聞きます。 また、録音の際にも同様に何度でもやり直して自らの表現したい作品へのこだわりをもって取り組んだそうです。 感動を与えるということは、そうした完成度を高めるためのプロとしてのこだわりの賜物なんですよね。 音楽家、作家、画家など、生き様を仕事に投入し、そして人生を全うした後になっても世の人にその作品を通して感動や喜びや勇気などを伝えることのできる人々は、見方によっては幸せな面もあります。 さて自らを振り返って、そのようなことができる場面があるかと自問すれば、今の仕事に彼らに負けないくらいのこだわりを持って取り組むこと。 そしてその結果、たとえば、私の場合であれば、私の教室から巣立っていく子供たちの一人一人の人生に多少なりとも精神的な面でいい影響をあたえることができれば、たとえそれが私の死後に何かの形となって彼らの心に残るものであれば私の生きたことの意味くらいはあったということになるでしょう。 もちろん、今現在、今日の一歩を踏み出すことにこだわって明日に期待と希望を感じながら生きている私にとっては、死の認識というものは、生きることの価値を再確認するものであって、とてもじゃないが今は死ぬことを考えるわけにはいかないという思いが強いのです。 時の流れに流されるのではなく、時の流れを志す方向へ向けなければと思っています。 生きることへの勇気を与えてくれ、今もその歌声をとおして全力で生きることの大切さを感じさせてもらっている坂井泉水さんの一周忌にあたり、心から泉水さんのご冥福をお祈りします。 ブログ仲間のワンクリックに感謝! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
June 1, 2008 02:23:48 AM
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