テーマ:暮らしを楽しむ(388346)
カテゴリ:日々の雑感
近畿梅雨入り」と新聞に出ていました。 外は雨が降っています。 天気図をみると停滞前線が長く横たわっています。 今でこそ「停電」することなどめったにありませんが、子供のころは、台風や梅雨時の大雨で雷が鳴り響くような日は、必ずと言っていいほど「停電」していました。 町中の電気が消えて、ろうそくの光がゆらゆらと揺れるのを眺めながら、外の大雨や落雷の音が子供心に妙に楽しかったのを思えています。 (いつもと違う特殊な状態であることに対する好奇心だったのでしょう) 私の故郷は九州の福岡県で、台風の通り道でもあったため、夏から秋にかけては、大雨が降れば停電するのがいつものことでした。 さすがに今の世の中では、そんなことを経験することもすっかりなくなりましたが、真っ暗な空間で雨の音を聞いている状況が何故かとても懐かしくもあり、忘れかけていた何かを思い出させてくれたような気持ちになりながら、今、外から聞こえる雨音を聞いています。 10数年ほど前、あるお寺で「闇」つまり、光一つはいらない真っ暗闇の空間を経験させてもらた事があります。 薄暗いのであればともかく、正真正銘の真っ暗闇です。 これは、本当に「恐怖」を感じました。 「闇」というものが人間にとって(たぶんほかの動物にとっても)強烈な恐怖心を感じるものであることを、この時初めて実感しました。 その反作用なのかどうかわかりませんが、私はいつも明るい光に憧れます。 初夏の木漏れ日が揺れるような情景に触れながら、のんびりと鳥のさえずりや自然の音が耳にはいってくるようなのどかな昼下がりを楽しむ・・・ 雨の音を聞きながら、その一方でいつかどこかで見たような優しい日差しに憧れる・・・そんなちょっとしたひと時を先ほどから楽しんでいるところです。 ブログ仲間のワンクリックに感謝! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
June 3, 2008 01:18:15 AM
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