テーマ:子育て現在進行形(1980)
カテゴリ:日々の雑感
今朝の「天声人語」に面白い記事が載っていました。 長野県のある小学校で、小学校に入学と同時に折り畳みナイフをプレゼントされ、6年生が1年生に使い方を教えるのが伝統となっているとのこと。 この小学校では、生徒全員がナイフで鉛筆を削ったり、刃物を日常的に使うことでその使い方を習得するようで、副産物的な効果として「集中力」や「器用さ」が養われるようです。 この記事を読んで、なかなかいい取り組みをやっているなと感心しました。 私も自宅には小学校1年のころから当時としては珍しかった電気鉛筆削りがありましたが、学校では、カッターナイフで鉛筆を削っていました。 それ自体は、当時の友達の影響で始めたことなのですが、中学、高校になってもカッターで鉛筆を削っていました。私は鉛筆をナイフで削るのは今でもたまにはやります。 ところで、そのコラムでなかなかいいことが書かれていまして、 刃物を正しく使うことを学べば、 道具を使う楽しさ、有難さや怖さも含めて「使うこころ」を育てることに通じるという点。 今では、毎日のように刃物を凶器として犯罪に用いた結果の事件が報道されますが、 刃物を使う心を実際に子供のころから習慣として身に付けていれば、 集中力は当然ですが、「刃物による犯罪」を犯させないという予防にも一役買うことになりそうです。 この話のように道具を積極的に使うプロセスの中から、道具を使う心、さらには、人間としての「心」もまた磨かれるだろうと思います。 こうしたことを導入することは、賛否両論あってなかなか難しいことかもしれませんが、 マイナスの効果よりは、プラスの効果の方に期待したいですね。
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最終更新日
July 3, 2008 08:38:21 PM
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