テーマ:暮らしを楽しむ(387745)
カテゴリ:爽やかなそよ風
数日前から、堀江謙一さんの母港、新西宮ヨットハーバーへの帰還をお迎えに行くことを楽しみにしていて、今朝の9時過ぎからセレモニーが行われることになったことを知ったのが今朝の早朝でした。 ちょうど今日は朝10時から新大阪で同業者の経営者による会合が予定されていたものですから、今回は残念ながらお迎えはかないませんでした。 しかし、堀江謙一さんのHPには、旅の始まりから今日までの航海日誌が毎日つづられていますので、よろしければどうぞ一度ご覧ください。 堀江謙一さんの航海日誌 夢を抱き、その準備をし、そして実行し、最後までやり遂げる。 本当に素晴らしいことです。 年齢など意識することなく、夢を夢として終わらせずに、確実に行動によって結果にまでつなげるその行動力と意志の強さ、探究心に心から喝采を送りたいと思います。 ところで、先ほど、堀江謙一さんの帰還を迎えられなかったことを残念と言いましたが、今日の会合に出掛けて行ったことは、全く残念なことではなくて、とても有意義なものでした。 今日の会合でのテーマが、「子供たちの夢を引き出し、その夢を実現することを支えていこう」というテーマで、いろんな意見や、発想、方法論や実践論など、かなり具体的に落とし込んだ形でこの夏をめどに具体化していくことになりました。 勉強は、教えるものでもなければ、習うものでもなくて、子供たちが自分の夢を描きその夢を実現するためには何が必要で、その必要なものを手に入れるためには何を自分の血肉にしていくべきかを自分で引き出せるように導くことが私の本当の使命だと思います。 例えば、堀江謙一さんの場合を想像すると、 「ヨットに乗って太平洋を横断したい」と夢に描いた若き日々があったはずです。 その当時は、堀江さん自身も周囲の誰もそんなこと初めからできるはずがないと思っていたかもしれません。 しかし、きっと、堀江さんは、それでも夢をかなえたいと心から夢の実現を切望したことでしょう。 何が何でも実現したいと思えば、当然、「そのためには何をすればいいか」を真剣に一生懸命に考えたでしょう。 考えに考え抜いたうえで、「夢の実現のためにやるべきこと」を今度は一つずつ実際に取り組んでいったはずです。 例えば、ヨットを作るためには、物理的な知識や構造に関する知識も必要でしょう。 ヨットを乗りこなすための技術も磨いたでしょう。 気象の知識がなければ、遭難したり命を失うだけでなく、目的地にたどり着くことさえできなくなります。 当然、羅針盤や位置測定の知識が必要です。 外国の港に寄港するためには、その国の入国許可や諸申請をするための法定な知識も必要です。 無線の技術と免許も必要ですし、海流の流れや風向きなどの知識も必要です。 国外に出たら、外国語は英語だけではありませんから、英語は最低限できて当たり前でさらに数ヶ国語の知識も必要でしょう。 こうして一つ一つの必要であろうことを想像していくだけでも、あらゆる方面の知識や経験がなくてはその夢を叶えることができないことを悟る瞬間があるはずです。 この瞬間こそが、勉強が親のためでも社会的地位のためでも、増してや単なるステイタスなどのためではなく、まさに夢を実現するため、それも自分自身の夢を実現するための絶対不可欠な条件であることに気づく瞬間です。 私の使命はこれを子供たちから引き出すきっかけを与えてあげることなんです。 きっかけさえつかんで、他の誰のためでもなく、まさに自分の夢を叶えるために必要な物のリストアップができれば、何も教えなくても、子供たちの方から勝手にそれを何とかして学びたい、知りたいと切望するようになります。 勝手に独学するようになります。 その必要性に気付いて勝手に独学をするようになることが、すなわち、勉強というものだと思うのです。 だったら、夢なんて何にもないと思いこんでいる子供たちがいたら、そうではなくて、夢を見つけられていないだけで、その夢を見つける方法やきっかけさえ与え、最後まで支え続けてあげる覚悟で私たちが関わってあげれば、きっと行動を起こし始めるはずなのです。 そこまでいけば、勉強は自分から探し求めてでもやり始めるでしょう。 だって、それが夢をかなえるために必要だと他でもない自分自身が自覚しているわけですから。 私が堀江謙一さんを尊敬する理由もその辺にあります。 そして、絶対に「現実」から始めるのではなく最初に必要なことは「夢」であるべき理由がもう一つあります。 それは、間違いなく「楽しい」からです。 「苦労」ではなくて、乗り越えること自体が楽しみなのです。 その夢を実現するために、あらゆる困難もすべて喜びに変えて、 今日堀江謙一さんは母港の新西宮ヨットハーバーに帰還されたのです。 こんな素晴らしい夢のお手本を示してくれる素晴らしい方なんですよね。 堀江謙一さん、長い航海お疲れ様でした。 そして、またひとつ夢を行動によって実現してお手本を示してくれましたね。 「苦労は探してでもしなさい」という言葉がありますが、 あえて、「夢を楽しみながら実現しなさい」といいたいですね。 ありがとうございました。
ブログ仲間のワンクリックに感謝! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[爽やかなそよ風] カテゴリの最新記事
|
|