テーマ:暮らしを楽しむ(387682)
カテゴリ:自らの成長のために
中学3年生と高校3年生は、なにせ受験生ですから、他の学年とは志の重さが違うというか、人生の中で自分自身の道を自分で決められる自由を行使できる、そうした大きな節目を目前にした多感な若者たちです。 特に、高校3年生は、それぞれに高校受験の時とはひときわ違う緊張感をもっているようです。 高校生も中学生も、この夏休みはよく勉強してくれました。 私は、江戸時代の塾長とほとんど同じように、心の面でのバックアップをしていた面が強く、勉強そのものは、彼女たち(何故か中3生も高3生も女の子達ばかりなのです)が、自分から取り組めるようにあぜ道の草刈りをしていたようなものです。 でも、そのくらいの方がいいようで、彼女たちのやる気は益々高まっています。 放っておいたら、5~6時間は平気で黙々とやっています。(夏休みの講習は、通常の授業とは別に90分x16回を受けてもらうことを基本とし、それを超えたら毎日でも何時間でも塾に来て勉強していいよと伝えていました。) その結果、一番すごい子は、50回以上勉強していましたし、30回を超える子たちもざらでした。 もし、週に1回60分だけ授業を受ける生徒にこれを当てはめたら、夏休み中に1年半分の授業を受けたことになります。 その分の授業料をもらっていれば、それはそれでよかったかもしれませんが、それよりも、彼女たちの頑張る姿がとても輝いて見え、そしてうれしく思いました。 当然ながら受験生以外の生徒の目にも、受験生たちの頑張る姿が写っていたわけですから、 来年、再来年の受験生予備軍の生徒に対しても、とてもいいお手本というか、「頑張る姿の美しさ」を感じさせてくれたはずです。 大人でも子供でも面と向かって何かを説得させられるよりも、人の後ろ姿をみながら、そこからオーラのように放射しているエネルギーを感じることの方がはるかに刺激的で感動的であるに違いないと思います。 彼女たちは、何故そんなに勉強するようになったかと考えてみました。 私は、上述の通り、あぜ道の草刈りをしているだけですから、その原因はすべて彼女たちの内面から出たものだということになります。 ひとつには、夏休みにどっぷりとつかって自らの意志で勉強したことで「勉強は自分自身のために自分の意志でやる」ものだということが自覚できたのでしょう。 もうひとつは、「一生懸命にやる」ということを経験したら必ず受け取ることのできる「手応え」を感じ、さらには、その手応えを感じ続けることが「楽しくなった」のではないかと思います。 私自身も、自分の意志で決めて歩み始めたこの道に、どっぷりとつかって、そしてこれからどんなふうに進めてどういう形を目指そうか、そのために今日は何をすべきか、そうしたことを考え、そして実行していることが楽しくて仕方がありません。寝るのも惜しいほど楽しいものです。 「一生懸命に取り組めば、楽しくなってくる」 「楽しいことは当然自ら進んでやりたくなる」 「意志を持って行動をした」限りは、「必ず変化(しかも、プラスの変化)が起こる」 そんなことのような気がします。 だから、にっこりと微笑みながら、一生懸命に取り組んで、とことん楽しみましょう!!
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