テーマ:ささやかな幸せ(6737)
カテゴリ:爽やかなそよ風
数日前に息子の通っている小学校の一般公開(午前中の全校生の授業をそれぞれ自由に参観できるもの)が行われていたので、寄ってみました。 すべての学年、クラスを観ることができましたので、私なりに面白く参観させていただきました。 全体に感じたことは、テンポがゆっくり過ぎてかえってポイントが抑えにくく、誰も何もしゃべらない「真空の時間」がやたら多いのが気になったことです。 間延びした内容を1回やるよりも、活気があってテンポのいい完結型の授業をその深さを深めながら繰り返していく方がいいのかなと感じました。 テンポ良く変化をつけて行う授業を意識するようにしなければ・・・と、今後の自らの授業の改善に役立てるため走り書きのメモ。 もちろん、先生によっても個性が出ていてその点は、いい意味で大切にしていくべきものだと思いました。 それに、それぞれの先生たちの一生懸命さはとても良く感じることができましたし、子供たちに対する思いという視点で見れば、同じ方向を向いている仲間たちなんだとも感じています。 体育の時間は、さすがに運動会前だからか、一つの学年が全クラス一緒に運動場にでて練習をしていました。 赤白帽子の子供たちを見ると、なんとなく今も昔も変わらない風景に、ほのぼのした気持ちで見ていました。 音楽室に行くと、井上陽水の「少年時代」を歌っていました。 実は私の好きな曲のひとつです。 全ての教室を見ましたが、音楽室が一番活気とテンポの良さと快活さを感じることができたのは、それが芸術の世界だからなのか、先生の持つ雰囲気からくるものなのか、興味がわいてきて、しばらく観察していました。 結果として感じたことは、活気や活力、もっと簡単な言葉にすれば「生き生きとした雰囲気」を醸し出すのは、教える側と生徒側のエネルギーが調和して、全体が前のめりの姿勢になってその空気の中にいることを楽しんでいる・・・・・そんなものが必要であり、そして大切なんだということ。 世の中は、どんな集団もすべて「人」、それも千差万別の性格を持った人の集合体ですね。 そして、その人の集団は、楽しさや感動で心が動く要素さえあれば、それがたとえ表面的には苦しい局面を乗り越えなければならないようなものであれ、その集団は『活気』に満ちて、はつらつとした爽やかで明るいムードを持った集団になると思います。 それを集団から引き出すには、明るく快活なリーダーシップが必要だろうし、生徒たちがそれに調和することのできる心のケアを含んだ地盤作りをしておくことが大切なんだと感じました。 どちらにしても、批判やネガティブな発想は、私自身が好きではありません。、明るく前向きに物事をとらえ、みんなで一緒になって前進していきたいという「渇望」をもって『行動する』ことが大切ですね。 ところで、小学校という空間、 時代は変わっても、一種独特な「なつかしさ」を感じる場所です。 「文部省唱歌」が学校のあちこちから聞こえていた昔の学校の良さも心に抱きながら 井上陽水「少年時代」を歌う現代の子供たちの歌声に、どこか共通した「空気」を感じ、その心地よさが爽やかな風のように余韻を残しています。
ブログ仲間のワンクリックに感謝! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[爽やかなそよ風] カテゴリの最新記事
|
|