テーマ:ささやかな幸せ(6736)
カテゴリ:爽やかなそよ風
このところ、毎日、雲ひとつないような秋晴れが続いていて、とてもすがすがしい気持ちでいることができます。 私は元来、青空が大好きですが、特に、秋は空の青さも夏よりも少しパステル調のやわらかな色調になりますし、やっぱり涼しげで潤いのある空気がいいですね。 たぶん、太古の昔から、人は空を見上げては、希望に胸をふくらませ、今の状況がどんなものであれ、とにかくそれを乗り越えて鳥のように自由に空に舞い上がりたいと願ってきたことでしょう。 ブログの中でも何度か取り上げてきたことがある『アンネの日記=The Diary of Anne Frank』の映画(たぶん10回以上は観ました)のラストシーンの映像を見つけましたので、まずは、ご覧ください。 ↓ The Diary of Anne Frank 映画のラストシーン1959年作 映画の中で何度となく登場する屋根裏部屋のガラスも爆風で飛ばされて雨ざらしになっている窓をとおして、外の様子が時々浮かび上がります。 隠れ家生活という退屈で窮屈で自由もなく、毎日が軍に見つかりはしないかと恐怖にさらされ続ける数家族の共同生活。 唯一の外界との接点は、通りから顔を見られることもなく、青空やカモメたちが自由に飛び交う姿を見ることのできる、この屋根裏部屋の窓だけだったことでしょう。 私はこの映画の中では、屋根裏部屋の狭い空間と、窓からさりげなく見え隠れする青空と鳥たちが、映画全体に流れる窮屈さや恐怖感から観客までも開放してくれるとても重要な役割を演じていたのではないかと考えています。 私もかつては苦しみとも直面してきましたが、最近は『明るく元気に前向きに即行動』を日常の中で意識してフットワークを軽くしていますので、実際にはかなりの苦労を伴いそうなことも、とにかく即行動して処理してしまうように心がけています。 そのせいか、危機一髪はしょっちゅう直面しますが、不思議とちゃんと乗り越えてきました。乗り越えるのが当たり前にもなってきました。 私は教室という船の船長ですから、いつも明るく元気です。 私は、屋根裏部屋の『窓』のような存在になりたいと思っています。 ★The Diary of Anne Frank 貴重なアンネフランクの写真集★ それから、当時の写真やアンネたちが収容されたホロコーストの悲惨さを示す資料と日記の朗読を聴きながら、あんな時代を二度と繰り返してはならないことを考えてみましょう。
最後にこれを見て爽やかな気持ちになってください。
The Diary of Anne Frank アンネ役を演じた女優さんのスクリーンテスト風景(これは貴重な映像です)
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