テーマ:ささやかな幸せ(6737)
カテゴリ:自らの成長のために
幸せと感じるか不幸と感じるか、実は、自分のとらえ方次第で、同じ出来事なのに、自分の人生の貴重な一瞬(一時期)を楽しくも辛くも感じ得るということ。 このことに人生の後半戦に突入したこの時期になってやっと実感として理解でき、コントロールできるようになってきました。 コントロールできるというのは、それが自分自身の心の在り方に依存するから、逆に自分で制御することも可能だということです。 急には難しくても、「意識」することを「習慣化」していくうちに、だんだんと制御できることに気づくようになります。 もちろん、人間ですから、喜怒哀楽はあって当然ですし、性格に合わないことはするべきではないでしょう。 大事なことは、無理やり幸せになろうとか、不幸であるまいと自分を強制するのではなくて、 そうあってほしいと思える理想の姿、憧れの状態・・・・そういうものに近づきたいと心から願い、憧れ、そして、実際に自らの足を使ってその方向に向かって歩いていこうと決める(覚悟を決める=腹を決める)ことだと思います。 「すべてのことは自分で決めている」ということに気づけば、世の中や他人の所為になどする必要がないことが見えてきます。 以前、ある方にこんな話を聞いたことがあります。 何かの事に当たる際に、「やらされている」と感じたことは多かれ少なかれ誰にだってあることですし、あったであろうことです。 ところが、良く考えてみると、誰かが自分に強制したからやっているにしても、間違いなくそのやりたくないことをやっているのは紛れもない自分自身です。 つまり、「やらされる」ということを「自分が受け入れることを決めた」から、現実にそのことを今、自分がやっているのです。 だとすれば、それは、「自分が決めたこと」なのです。 自分が受け入れることを決めたから、そのことを「いやいやながら」であっても、自分がやっているのです。 そのことに気がつけば、「幸せや不幸は自分がコントロールできる」ということのヒントが見え始めます。 そうして気づいたことによって、その人はきっとこれからの物の考え方や行動が変わってくるはずなのです。 「どうせすべてのことは自分が決めてやっているとすれば、自分らしい生き方、自分の性格に合った方法、自分の理想の姿へ少しでも近づくにはどうすれば、今、目の前にある事がらを乗り越えて、その向こうにあるに違いない希望の光を手にすることができるのだろうか」・・・・そう考え、そうなるような行動を取るはずなのです。 ここで大事なのは、「そうなるような行動」を実際にとっていくことです。 自分にとって、理想の姿、あこがれる方向、自分らしく、自分の長所を生かし、自らも周囲にも笑顔や明るさをもたらすであろう未来に向かって「動き」を始めるのです。 動き始めた時点で、すでに、先ほどまでの自分の立っていた位置は「過去の出来事」であって、今一歩を踏み出したこの足の下にある大地こそが、今自分の立っている自分で決めた道の入り口の扉なのです。 自分の人生を自分の意志で歩いていく・・・・その腹決めをするのです。 もう、誰のせいにする必要もありませんね。 全ては自分で決めて自分で進んでいくのですから。
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