テーマ:暮らしを楽しむ(387642)
カテゴリ:日々の雑感
昔から『段取り八分』といわれます。
大工や左官さんたちが、その日の仕事の下準備や仕事の流れの計画をしっかりと前もってやっておくことで、すべてがうまくはかどり結果も当然うまくいくということ。 つまり、段取りさえうまくやっていれば、仕事は8割方終わったも同然ということです。 これは、職人さんに限らず、ビジネスマンから主婦や学生たちに至るまで、誰にだって当てはまるばかりか、誰にとってもとても有効な考え方です。 学生たちにこのことを落とし込んでみると、 段取りのいい人(前者)とそうでない人(後者)は、こんな違いが出てきます。 ★前者は、試験範囲となるところがまだ習っていないのは当然のことと考え、あらかじめ自分で予習して、範囲発表のずっと以前に範囲の全体像をつかんでいる。 ■後者は、学校から試験1週間前に試験範囲が発表されてもまだ何も手をつけていない。それどころか、範囲の発表がまだだからいつテストがあるかすら知らない。 ★前者は、とことん繰り返して勉強する中で、自分が出題者だとすれば、この根拠でこの問題が出るに違いないから、何度も塗り重ねて学習し、出るとすればここに違いないという『本当の意味での山』をかける。→自分の山が当たることを楽しもうとしている。=当然、山以外のことも全てをやったうえで、あえてそこが究極のポイントだということを確信している状態。 ■後者は、全部の範囲を勉強するのがめんどうだから、とりあえず、あてずっぽうで、適当なところだけ勉強することを『山をかける』ことだと錯覚している人。 ★前者は、問題が配られたら、全体を短時間で見回して、確実にできるものに番号をつけて、たとえそれが一番最後の問題であっても、段取り上その方がいいと考えたら最後の問題からやっていく人。 ■後者は、問題用紙を見るなり、最初の問題から順番に解いていこうとする人。時間切れになった後、一番最後に基本問題があったことに気づくタイプ。 このように比べてみるとよくわかりますが、 ◆早期に全体像をつかみ、勉強や作業の流れのイメージをつかんだ上で進めることができる。 ◆客観的に現状をみて、自分以外の人の目を通してみたら、今、目の前にある状況はどんなふうに見えるのかという『想像力』を働かせることができる。 特に、『山をかける』というようなことができるのは、とことん勉強をした人だからであって、決して『手を抜く手段』ではないということを知っている。 ◆頭を前に向けてはるか前方に目を向けることができるから、足元しか見ない人より、ずっと早い段階で、前方の障害物や目標点を把握している。=転ばない準備ができている。 ざっとこんなことが見えてきます。 だとしたら、前者を選びたいわけです。 このようなことを生徒たちに実際に行動を通して気づかせてあげることを大切にしています。 性格の所為にすることなく、訓練によって自分のものにさせてあげる必要があります。 お陰様でトップページに上昇してきました クリックするとランキングが見れます こちらは、生まれたばかりですが・・ にほんブログ村 クリックするだけで、無料で募金ができます。 クリック募金とは、クリック募金サイト上の募金ボタンをクリックするだけで、無料で募金ができる仕組みです。 あなたに代わって、スポンサー企業が寄付をするのであなたには一切お金がかかりません。 バナーをクリックしてその先に表示される案内に従って、クリックを頂けましたら幸いです。 こんな形で誰かの命が救われて笑顔が見れたら素敵なことですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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