テーマ:中学生ママの日記(17700)
カテゴリ:自らの成長のために
日曜日は京都で教育に関する勉強会が行われたので一日京都にいました。 ある方の話に『計算ミスをなくすには・・』という話題があり、とても興味深かったので記しておきます。 記憶には大脳の側頭葉に保存されて長期にわたって引き出せるものと、海馬に一時的に保存されて5秒程度記憶して用事が済めば忘れてしまう短期記憶があり、 例えば、電話番号のメモをみて番号を打ち込んだ場合に、相手に繋がって会話が始まった瞬間にその番号に関する記憶は一気に消えてしまいますね。 計算をしたりする場合も、繰り上がりや繰り下がり、約分など、一瞬だけ記憶にとどめて処理をし、その処理が終わった瞬間にどんどん短期記憶から消去されていくわけです。 計算ミスの多い人の場合は、途中の式をはしょって暗算にたより、見た目には計算が速そうな人に起こるというのです。 つ まり、途中の式をちゃんと書きこむ人は、脳ではなく紙面に記録として残しているので脳は忘れることができますが、暗算に頼って途中の式をショートカットし てしまうような人は、この短期記憶を保留状態にしていくつかの記憶を同時保留している状態で計算を進めていることになるわけです。 ですから、脳が単純作業をできずに、複数の情報を保留しなければならないのに、短期記憶は5秒もすれば消えてしまう・・・・そこに落とし穴があるというのです。 結局、計算を如何に単純作業化するかが計算ミスを防ぐ方法ということになりますね。 それを具体的にいえば、途中の式をはしょったりせずに、その場その場でちゃんと紙面に落とし込んで脳に記憶させずに済むようにしてあげること・・・・なんですね。 これは英語などでは、語順のバラバラになったものを入れ替えて2番目と4番目の単語の記号を書くような問題で、記号だけを並べて処理しようとする生徒にも同じことが言えます。 この手の問題は、必ず英文を一文すべて余白に書き出して、英文として自然な文であることを確認してからそれぞれの単語に記号を振って、そのうえで、2番目、4番目を見ていけば、結局は時間も早く処理できますし、間違えていれば英文を見た時点で不自然さから判断できます。 記号で判断して記号だけを回答欄に書いた場合は、見直しすら手間とミスのもとになります。 下手をすれば正解だったものを見直して書き変えたつもりが、記号だけの処理だったのでそれをちゃんと並べて英文にするととんでもなく意味のない文になっていたりもします。 昔から『急がば回れ』といいますが、もっとわかりやすく言えば『めんどくさい』を排除しようと意識することが、結局は、めんどくさくないようにしてくれるということに気づくことですね。 皆さんも、このようなことに、心当たりがありませんか? お陰様でトップページに上昇してきました クリックするとランキングが見れます こちらは、生まれたばかりですが・・ にほんブログ村 クリックするだけで、無料で募金ができます。 クリック募金とは、クリック募金サイト上の募金ボタンをクリックするだけで、無料で募金ができる仕組みです。 あなたに代わって、スポンサー企業が寄付をするのであなたには一切お金がかかりません。 バナーをクリックしてその先に表示される案内に従って、クリックを頂けましたら幸いです。 こんな形で誰かの命が救われて笑顔が見れたら素敵なことですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
June 22, 2009 01:30:32 PM
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