テーマ:暮らしを楽しむ(388242)
カテゴリ:日々の雑感
数年の下積み時代ののち、欧米向け輸出部の営業として海外出張に出かけるようになってからは、別の意味で世界が広がってきます。 それは、異なる環境に住む人々が直接の対話の相手となるからです。 国が違えば文化も違うのは当然ですから、発想の仕方も感じ方も変わって当然です。 どれだけ細心の注意を注いでいても、トラブルの発生することのあるのは避けて通れない現実です。 それは、取引相手もプロであるわけですから、その先にはやはり、その人の意思やコントロールの及ばない相手もいるわけです。 理不尽とわかっていても、それをこちらに投げかけざるを得ない立場の相手もまたいるわけです。 そのあたりも含めて考えないと妥協点は生まれてきません。 トラブルやクレームというものは、仕事をすれば自然発生的に起こるものであることを認識したうえで、いかにしてそれを未然に防ぐ努力をするかが重要です。 そして、不幸にして起こってしまったトラブルは、即座に解決に動き出さないと放置などすれば火種が拡大するばかりです。 総じて言えることは、嫌なことほど逃げずに面と向かって迅速に立ち向かった方が解決は早くなります。 面と向かって立ち向かうということは、それだけ真剣にあらゆる解決策を検討し、投げかけ、そしてその反応から更なる工夫を繰り返さなければ簡単には一件落着とはなりません。 そこには『摩擦』が生じます。 しかし、その摩擦こそが解決への糸口を引き出してくれる素となることが多いのです。 思い出深いのが最初の海外出張の時のこと。二ケ月ほどの出張の最初の訪問国がフランスだったのですが、当時はアンカレッジ経由の北極回りでの便でパリに到着し、ホテルに着くと、会社から連絡のテレックスが入っていて、リヨン(パリから東へ400kmほど離れた毛織物で有名だった歴史ある町)の顧客からクレームが入っているので至急に移動するようにという内容。 即解決とはいきませんでしたが、やはりその時顔を合わせて話をすることができたことがその後解決に結びつくことに繋がりました。 問題は起こらないように予防することが最大のポイントですが、起こってしまった問題は一刻も早く誠意をもって解決することが結局は前進に繋がります。 ところで、 この最初の出張の時、ロンドン郊外のホテルで、夜中に2度も火災報知機が鳴り響き、数百人の宿泊客が階段から着の身着のまま避難する騒ぎがあり、結果は誤作動が原因ということですんだのですが、その際に、部屋のキーを持ち出すのを忘れ、(オートロックなので一度閉まると外からは開きません)下着姿のままフロントデスクに降りて行って鍵をあけてもらうという少々恥ずかしい思い出も作ってしまいました。 お陰様でトップページに上昇してきました クリックするとランキングが見れます こちらは、生まれたばかりですが・・ にほんブログ村 クリックするだけで、無料で募金ができます。 クリック募金とは、クリック募金サイト上の募金ボタンをクリックするだけで、無料で募金ができる仕組みです。 あなたに代わって、スポンサー企業が寄付をするのであなたには一切お金がかかりません。 バナーをクリックしてその先に表示される案内に従って、クリックを頂けましたら幸いです。 こんな形で誰かの命が救われて笑顔が見れたら素敵なことですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
July 5, 2009 06:40:10 PM
コメント(0) | コメントを書く
[日々の雑感] カテゴリの最新記事
|
|