テーマ:幸せの法則について(434)
カテゴリ:自らの成長のために
〓◆『やり遂げる』を繰り返す◆〓 物事の習得には、『繰り返し』が必須であることは、誰もが経験的に知っていますし、それは、繰り返す内に工夫を加えて、無駄のない研ぎ澄まされた基本形が身につくという点が次なる成長の原動力となるからです。 もう一つ大切なことは、リング状に一連のことを最初から最後までやり通す形でセット回数として繰り返すことです。 例えば、1から5までのプロセスがあるとして、1ばかりを何度も繰り返すのではなくて、1から5までをワンセットとして、そのワンセットを完結することを繰り返すことが大切です。 この完結するということは、『完璧主義』とは少し意味が違います。 完璧じゃないと気が済まないというのは、物事を継続するときに大きな障害となります。 想像するとすぐに分かりますが、三日坊主は、いい加減だから3日しか続かないのではなくて、毎日完璧にやろうとするから、疲れてきて続かないのです。 つまり、昨日やれたことが今日一つでもやれなかったら、それで、投げだしてしまうのです。 潔癖な完璧主義は、むしろ、不完全を誘発することに繋がるのです。 私の言おうとしている『完結する』とは、1を始めたら3でやめたりせずに必ず5までをやり遂げるという、目的達成意識を持つべきだということです。 完璧の必要はないのです。結果が同じだったら、むしろ、別の方法を編み出したり、簡素化したり、工夫できるあらゆる工夫をして、到達すると決めたところに必ず到達することに対する執着心を持つべきだと言いたいのです。 完璧主義とは、そういう簡素化や別の新しい方法を編み出すという柔軟さや目標に必ず到達するという意識よりも、正確にひとつ残らずきっちりとやることにのみ神経を向けようとする態度だから、継続や目標達成には障害となりがちなのです。 今説明したような観点に立って、些細なことにあまりとらわれることなく、徹底的に完結することを繰り返していく内に、実は、些細なことにも苦労せずに気を向け、ミスを減らし、より精度の高い、まさに、完璧主義者の望むようなことが出来るようになります。 それが、『完璧』ではなくて、『完結』するまで決して諦めずに繰り返す執念をもつことの意味であり、その執念こそが成長を助け、自分の血肉を創り出すパワーとなるのです。 学習塾ペガサス西宮教室 塾長日記 クリックするとランキングご覧になれます クリック応援に感謝します。 ★現在のランキングです★ にほんブログ村 神戸新聞社のホームページ上で常時 『ペガサス西宮教室』 が紹介されています。 『マイベストプロ神戸』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
February 15, 2012 02:57:38 AM
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