◆惨劇を繰り返さないために◆
愛知での悲惨な事件については、悲惨すぎて事件の内容については語りたくありませんが、こうした他人の幸せを奪う人間を何とか失くせないものかと、むしろ、そちらの方に触れたいと思います。この犯人像に限らず、暴力的に何の理由もなく他人を傷つけたり、命まで奪ってしまう人は、はやり、一般の人々と同じ観点で測ることはできませんね。感情というものが存在していないのかと、激しい嫌悪感を抱いてしまいます。目の前で想像を絶する状態に瀕している我が子に直面したお母さんの気持ちを思うと、犯人に対して吹き上がるような怒りがこみ上げてくるのは私だけではないはずです。いつまで経っても繰り返されるこうした不幸を、いったい誰がどうすれば防げるのか、何がどうしてこうなるのか・・・・これを書きながらも感情が沸騰してくる思いです。根本は幼児期からの家庭環境なりしつけ、道徳教育など、少なくても『人間としての感情を持った人となる』ことを祈りつつ子供を育てていくことが何より大切だと思います。まれに、大人になってからの環境によって人間性がゆがむことも有るでしょうが、やはり、最低限の「人が人たる心」を育てなければならないのは、親が子供に対して与えなければならない最も基本的な義務であるはずです。犯罪の前科が有るか無いかの問題よりも、そもそも、善悪の判断ができるように『愛情をたっぷり注いだ厳しさ』で子供を育てなければならないと思います。「愛情」が欠けると「人の心」が分からなくなり、「厳しさ」がなければ「善悪の判断」ができなくなります。勿論、それをやる場所は「家庭」であり、それをやらないこと自体が「重罪」だといっても過言ではないでしょう。もう一度、家庭での「人間を育てる」意識を考え直して、明るい将来ある子供達に育てていくとともに、「絶対に他人の幸せを奪うような人間にさせない」ということをしっかりと親である私達自身が認識し直さなければならないと痛感しています。こうした事件を見て、皆さんはどうお感じでしょうか。今日は、日記を書きながらも憤りを押さえることができません。