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June 19, 2024
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カテゴリ:その他
>父母は郵便局を含め、4社も生命保険に加入していたのだ。結構な、と
>いうか相当な額を払って。これが当時の家計を圧迫しなかったわけが
>ないのに。

なぜこんなに同じような保険に多く加入したのか?と老母に問うたが、あの時はそういうものだったとか、お金は病気になれば戻って来るとか、釈然としない。書いた通り、確かに掛け金の何分の一かのお金は戻って来るが、遠く及ばないのだ。

実際母はちょっと珍しい腫瘍に罹患した。以下、めちゃくちゃ経緯の詳細は省く。
腫瘍といっても今は色々な治療法がある。紹介先の大学病院で当然その説明は受けたが、内視鏡できる場所でもなく、放射線の実績もないとのことで、結局は開腹となった。80歳を過ぎての開腹手術は当然不安があったし、今思えばこれが結構な運命の分かれ道。治療などせず温存がよかったのか。でも神経の細い母は、体内に腫瘍があるだけで、それはそれでメゲていたので、どれが最善だったかは今もわからないのだが。

手術結果は良好。医師からもそう説明を受けた。ただし入院は1ヶ月近く伸びた。手術ののものは良好でも、術後が良好とは言い難かったからだ。術後せん妄もこちらが不安になるくらい長く引きずったし、手術部位も化膿してなかなかチューブを抜くこともできなかったようだ。
まだコロナの影響がある中だったこともあるのかもしれない。なにせ母は長期入院ですっかり精神が弱ってしまった。治療は成功したけれど、の典型のようだ。

で、加入保険を当人に聞いて、代わりに申請したわけだ。
代わりに。代わりにということは当人は(高齢で)申請できなかったということで、そんな保険に意味があるだろうか。
各社保険請求のやり方が違う。4社分は結構な時間と労力を要した。当人ではなかったからだし、別に住んでいるからだし、パソコンもネットも全く使えないため対応は電話と書簡で行ったから。手元に紙からレシートから色々ないと、電話対応は二度手間三度手間になり難しい。
受け取る金額と労力と保険にかけた金額が見合わない。

投資じゃないんだから分散は本当によろしくない。

この話は実は延々と続く。母は腫瘍とはの疾患で、また入院したからだ。また申請するのか、できるのか。
それに今回の入院は前回とはだいぶ様相が違う。もう家に戻れないかもしれないからだ。





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Last updated  June 22, 2024 10:04:52 AM
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