irohaを使ってみました
オーディオ雑誌が面白くなくなった原因の一つはカタログ化しすぎて文筆者の言葉が全く届かなくなってきたことが上げられます。本音が見えない、針小棒大、10,000円のオーディオアクセサリーと3,000,000円のオーディオ機器を同じ言葉でほめるから全く書き分けができていない,等々。こちらが音がわからないのをいいことに、AにもBにもCにも通用するような(正直資料さえあれば誰でも書けるような)文章でお茶を濁され続けた結果が、この体たらくです。聴かずに書けるような薄い内容。今のご時世、情報だけならネットで取れますからね。加えてネガティブの発言が読者に受け入れられるだけの人気評論家も少ないと思います。広告文書だから書く側の個性も人気もないのも当然ですが、結局雑誌本体よりも広告料が売り上げの幅を利かせるようになったことが、これらの敗因なのでしょう。メイン収入たる広告主様には逆らえませんからねぇ。ヨイショがうまいヤツが勝つ。そりゃ黒を白と書きたくなるというか、最初から結論ありきの文章になるわな。製品サイクルだけは上がるけどネタは不足だからカタログ化は更に進む。TVももちろん広告料がメイン収入なのは同じですが、放送はタダなのでまだ許せます。NHKは受信料を取るものの、基本的に商品名のアピールはしませんし。オーディオに限らず、最近ネットで見たいろいろな製品評で、一番優れていると感じるのは以下です。各オーディオ雑誌の製品評をこれくらい本音で、かつ愛情を持って書いてくれればいいのに。マジで。irohaを使ってみました - 峰なゆかのひみつの赤ちゃんルーム (@minenayuka)