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テーマ:アニメあれこれ(27178)
カテゴリ:アニメ・ペルソナ感想
最終回から1週間以上経って、少し落ち着いたかなと思ったけど、週遅れの放送を
見直してまた涙目; どうも、ダメだな。 なんだか迷子のように、気持ちがウロウロしているような感じです。 落ち着かないったらない。 何処へ行ったらいいか分からないんだな…。 何がこんなに泣きのツボに入ったんだろう? 兄ちゃんのこと、カナルちゃんのこと、ユキのこと。 最後の慎の笑顔とか。…全部ツボか; おかげでサントラ買えません; 聴いたら絶対泣きそうだよっ。 ここんところ、こんな喪失感を味わうことはほとんど無かったなぁ。 どんなに最終回があっても、みな最近のは途中で終るのばかりだったし、 途中ってことは話しはまだ続くってことで、ペルソナみたいに終わり。じゃないから…。 近いとこじゃ、グレラガくらいかな?? あれも終った直後は寂しかったっけ…。 ユキや、兄ちゃんのようにキャラを失うという喪失感もありますが、お話がもう終わりで、 これからを見れない喪失感も大きいみたいです。 慎や洵たちが、これから生きていくこの先をもう見れないのは、とても寂しい。 知らないところで、彼等の人生が続いていくんだな…。 こういう、いろんな寂しさ、作品への別れの感覚を味わうのは久しぶりです。 話の感想の方には入れなかった、感想みたいなもんなのですけど。 兄ちゃんは、とにかく24話で過去話をされた後は、1話からの見方がずいぶんと 変わりました。 まぁ、始めから兄ちゃんは弟達を遠ざけていたけど、その真意の底の底が分かったし。 改めて序盤を見直したりしたのですが、ところどころに見える本音が…。切ないです。 4話で慎と話している時も、長男の義務とかなんとか言ってますが、一度も慎の顔を 見てなくてね。 「俺から離れろ」ってここだけは真剣に本音なんだなぁ…とか。 5話で慎が出て行かない宣言をした時も「知る必要がないこともある」とか言う あたり、「知る必要がないこと」って、言葉をしみじみ考えちゃいますね; 6話のクマ話も、思い出の中の元気で可愛い慎が、そのままのイメージで目の前に 現れた時、兄ちゃんどんな気持ちだったかな~と。 記憶を消したことであの笑顔の慎があるって、思っていたら、ほんと、切ないな。 だからこそ、ここには置いとけないのにって、考えたりしたかな…。 7話ではさり気なく「気をつけて行ってこい」とか言ってますけど、あそこも どういう気持ちでいたのか。 喜ぶ慎との対比がじわっときますね。 12話は、真田さんの電話を受けながら、戌井さんの報告ビデオを見ている時に、 映っている慎のペルソナをジッと見つめているんですよね。 こういうとこも細かいです。 慎も見ているんだけど、あれは剣を見ているようにも見えて。 初見では慎がペルソナを出したことに対してだと思ってましたが、兄ちゃんは過去に慎の ペルソナを見ているわけだから…。そう思うと兄ちゃんのあの表情とか、含むものが 色々ありますよ。 あの時には自分が終らせる決意をしていた訳だしな~。 兄ちゃんが一度は洵の授業参観に行くって言ったことなんかも、あそこのところだけ 自分的には引っかかっていたんです。 弟思いの諒が、いくら決戦の為とはいえ、約束を破るようなことをするかなって。 洵が悲しむことを分かっていてあえてするのかな、と疑問だったのですが、 見直していて、兄ちゃんは約束したあの時は行くつもりだったのかもしれないなと 思いました。 でも、途中で色んなものを綺麗に片付けていく中で、消していく中で、何も 残さないのが…何だろう?…寂しくなった?みたいな。 自分にとって大切なものを、ひとつだけでも心の中に残しておきたくなったのかも。 兄ちゃん覚悟は決めていたけど、帰ってくるつもりはあったんだと思うので、 それを拠り所にしたかったのかなと…。 そういうとこは、とても人間っぽいです。頑なに自分を隠していたとしても。 そういえば、慎が去っていく兄ちゃんを追いかけないのもちょっと何でだろうと 思っていたけど、あれは兄ちゃんに頼むぞって言われたからなんだと気がつきました。 理解が遅すぎだ; 結局最後まで、兄ちゃんはあまりモノを語ってくれなかったですね。 本当は慎にもう少し話をして欲しかったな。 全てが終った後に少しでも本音の兄ちゃんに戻って慎と話して欲しかった…。 10年も会わないで、会っても素に戻れなかったからこそ、最後にもう少し。 真田さんと戌井さんですが。 あのコンビ、なかなか好きでした。 もう少し二人の日常会話が見たかったな。 結局、戌井さんの正体は戌井のままだったけど…、 てか、大体、キャラ紹介にないって、どういうことなんだ!(笑) まぁ、やっぱりね、本編であれだけ含まれると、戌井以外の者なんじゃないかと 思うわけですね。 P3の中の誰かなのかなと。 あり得そうなんだけどな。 …まあ、ともかく。 戌井さんのあの飄々とした雰囲気が好きでした。 さり気なくお茶入れてくれたり、かき氷作ってくれたり、助言してくれたり、 慰めてくれたり、…なかなか気配り上手で。(笑) 序盤活躍していたな~。 そういや、兄ちゃんと戌井さんとは連絡を取っていたりしたんだろうか。 5話後半の戦闘シーンの最後に出てきた後ろ姿なんかは、ずっと洵だと思っていたけど、 靴とか服の色とがよく見たら違っていました。 あれはもしかして戌井さんだったのかも。 こんなとこにも伏線が?? 諒兄ちゃん、5話の電話相手に「引き続き頼む」って言っていたから、もしかして戌井さん だったのかな。 つかみどころの無い姿であちこち出張ってましたが、その実、拳銃なんかも 持ってたりしてね。 最後まで使わずにすんでよかったよ; そういや、戌井さんが拳銃持ってるなら、真田さんもスーツの下に持ってたのか。 見せなかったけど。 そういう事実はなんとなく、ズシリときますね。 彼等の立場、みたいで。 潜入捜査している時は、真田さんにも報告しているんだろうけど、当然兄ちゃんにも 報告は行っていたハズだから、見えないところで会ってたりとか、会話してたり したんだろうな。 7話の報告も兄ちゃんは聞いたりしたのかな。 できれば見たかったな~、二人の会話。 どうしても、慎や、洵たちに視点が行ってしまうのですが、考えてみれば、 この二人だって諒兄ちゃんのことが悲しくないはずないんですよね。 てか、当然悲しいだろうな…。 それなりに付き合いも長そうだし。 どんなに仮面を被っていても、自分を滅していても、そんな風にあちこちに やっぱり波紋があるんだよ、兄ちゃん。 最後に伊藤さんも含めて3人も兄ちゃんを見送ったわけだしね…。 真田さんも戌井さんも、あの後慎と話しをしたのかな。 何を話したんだろうな。 前のにも書きましたが、その後の大人たちの行方が気になりますよ。 どこかで、慎たちのように桜の花を眺めているだろうか。 まだペルソナに関わっているんだろうか…? あの後も慎たちと会っているといいな。 それとも、もう関わらないほうがいいとか思ってたりするんだろうか…。 もしそんな風だったら、大人組の気持ちも切ないものですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.07.09 22:54:24
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