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テーマ:音楽のお仕事♪(1696)
カテゴリ:音楽
昨日はレッスンネタだったので、今日はラウンジネタを。
週1で弾きに行ってる某歓楽街のラウンジ。 ここに限らずですが、ラウンジの仕事の時は演奏中も結構 お客さんやホステスさんの会話の内容が耳に入ってきます。 今週はこんな会話が聞こえてきました。 ホステスさん:「この先生のピアノはどうですか?Kちゃん(他の曜日に 来てるピアニスト)とは違う?」 お客さん:「うん。全然違うね。音がやわらかいよね」 ホステスさん:「ですよねー。Kちゃんのピアノってちょっとうるさい ですよね」 お客さん:「そうそう。あの娘のはうるさい!」 あぁぁ~~~恐ろしいぃ~~~~~~~(;´д`) …と思った瞬間でした。(苦笑) そういえばこの店に初めて来た日も、1ステージ目を弾き終えたあとに 中国人のホステスさんにこんなことも言われました。 「やっぱり弾く人によって全然違うんですね~。金曜日の先生(私と 同時期に入ったらしきピアニスト(上記のKちゃんって人とは別人)で 数ヶ月で辞めてしまった様子)のピアノは、なんか全然感情が入ってない っていうか。。機械が弾いてるみたいなんだもんー」 また、別のラウンジの仕事のときにお会いしたお客さんが言ってた話。 「○○ホテルのラウンジで弾いてるピアニストがあんまり上手じゃ なくてねぇ。なーんか流れが悪いっていうか。ぎこちないんだよね~」 みんな聴いてないようで聴いている。BGMとは言え、BGMとして ちゃんと気持ちよく耳を通り過ぎていくような演奏が出来ないと お客さんの耳は結構それを敏感に感じ取ってしまうのだなぁということを いろんな機会で実感します。 正直ずっと音楽と接していると、自分は当たり前のように人の演奏の 細かい部分まで聴いてしまうものの、音楽に関して全く素人の人には どこまでが認識されててどこまでがバレてないのか(笑)というのが イマイチ、、というか全然わからないわけですが、それでも 音色の質や音量、そしてリズムはかなり重要なのだなということが いろんなお客さんやホステスさんの話を聞いてきてわかりました。 弾いてる本人がいちばん「しまった!」と思う、単純にちょっと音を 外してしまうようなミスってのが結局いちばんバレにくいようです。 BGM演奏はハコの大きさ、お客の人数、その人たちのテンションに よって同じ場所であっても音の出し方は変えていかねばならないので 慣れが必要だしなかなか難しいですね。 音量とかも指摘してくれる人がいないと、自分の耳の感覚だけでは 限界がありますしね。 私もやはり何度か音量については指摘されたことがありますが (「もっと小さく」も「もっと出していい」も両方言われたことアリ) 言ってもらえると、そこを基準に調整しやすくなるので、言われた その時はちょっとヘコむのですが、でもありがたいことだと思います。 気持ちよく聴いてもらってなんぼの仕事ですもんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年03月31日 16時18分37秒
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