ラウンジプレイヤーの日常

だいぶ前からピアノの生徒さん(４０代男性)からBSで録画したビデオを
借りっぱなしになってて、それの続きをさっき見ました。
ちなみにだいぶ前に日記に書いたこの生徒さんです。
ビデオにはDoorsのライブビデオとピンクフロイドの｢狂気」全通し
ライブの映像(解説＆メンバーの談話付き)と昨年の東京JAZZの
上原ひろみ＆チック・コリアのライブが収録されています。

で、今日はピンクフロイドを見ました。
でも実はコレ、以前彼氏の部屋で何度か見てるんだよね～。（「PULS」
というDVDで）
でも久々だし途中眠くて意識が飛んでたようなところもあったし
ってことで再びちゃんと見ることにしました。
う～～～～～ん、何度見てもスゴイっす。あそこまで完全に１つの
｢世界｣を構築出来るってのは本当にとてつもなくスゴイことだと
思います。
そしてギルモアのギターと歌のカッコいいこと。たまりません。

結構自分の周りの音楽仲間の中では｢フロイド派」と｢クリムゾン派」
が分かれてる感じなのですが、あくまでも私の周りではですが
キングクリムゾンの方が人気が高い感じで、私もずっと
クリムゾン派だったのですが、ある時期から急に「ピンクフロイド
いいじゃん！！！」という気持ちに変わりました。
昔はどうも何が良いのかよくわからなかったんですけどねぇ。
やはり年齢と共に好みは変化するものなんでしょうね。

そして、今回のビデオにピンクフロイドの｢対」というアルバムに
収録されている｢運命の鐘」という曲のビデオクリップも入っていて
それを初めて見たのですが、素晴らしい映像美に心の底から
感動しました。夢の中の風景をそのまま映像にしたような不思議な
作品だったのですが、とにかく上手く言えないけどものすごく
胸に迫るものがありました。見ているうちに涙が出てきました。
映画観て泣くことはよくあるけど、こういう類の映像で、しかも
ストーリー性があるわけでもないのに、ここまで感動することって
今までなかった気がするので、自分でも驚きましたが、まぁ
それぐらい素晴らしいと感じる映像だったってことです。
また、｢運命の鐘」って曲がこれまた大好きな曲なんですよ。
彼氏にこれでもか！ってぐらいライブ映像を見せられてすっかり
刷り込まれた結果なんですが(苦笑)　もう、あのピアノと鐘の音の
イントロ部分だけでグっときちゃいます。

ピンクフロイドと言えば、私が初めてピンクフロイドの音楽を聴いたのは
短大２年の頃の音楽史の授業でした。
作曲家としてもご活躍されている先生の授業だったのですが、音楽の
歴史を新しいところから順に昔に遡っていくという、なかなか
面白い授業の進め方でした。その中で、プログレッシヴ・ロックの１つ
として聴かせてくれたのが「原子心母」でした。
なんか懐かしいなぁ～。

そして、ここのところ長らくコテコテのプログレとかをじっくり
聴く事がめっきり少なくなっていたので、今日はなかなか新鮮なひと時を
過ごす事が出来ました。