ラウンジプレイヤーの日常

本日３回目の日記です。
今日はカルチャーセンターに新規で入会希望の方がいらっしゃいました。
時間になって現れたのは６０歳のおじさま。
まぁ、６０歳の生徒さんはすでに１名いるので、さほど驚いたわけでは
ありませんが、この方の希望がとっても変わっていました。

どうやら、ピアノを習いたいというわけではなく、今まで自分で
作ってきたオリジナル曲をちゃんと楽譜にして残しておきたく、
そのお手伝いをして欲しいそうなのです。
オリジナル曲も数曲披露して頂きました。ピアノは我流とのことで、
かなりくちゃくちゃな感じではありつつも、結構凝った伴奏を
弾いていて、我流でここまでこぎつけたのかぁ～と感心しました。
メロディ譜もノートに書いてあって、それもわりとしっかり
書かれていてこれまた感心。
楽譜って慣れないとちょっとしたリズムなんかを正しく書くのが結構
難しいと思うのですが。
曲は歌モノなので、おじさまが弾きながら歌も歌っていました。
昭和の匂いがかなり濃厚な曲調。そして歌詞の世界がなんとも言えず
独特で印象に残りました。

とりあえず、なんだか面白そうだったのでレッスンは引き受けることに
しました。もはや「レッスン」とは言えない内容になりそうですが。(苦笑)
おじさまの方としては、断れてもしょうがないという覚悟でいらっしゃった
ようです。(^ ^;
でも、この方とお話したり演奏を聴いているうちに、なんだかこの方の
世界に惹き込まれて、なんとか私に出来ることはお手伝いしてあげたいなと
いう気持ちになりました。

この方にはもう１つ夢があって、このオリジナル曲たちをちゃんと
レコーディングしてCDにしたいそうです。
そのための資金も貯めてあるんだそうです。
それについても出来れば協力して欲しいと言われたので、前向きに考えて
いるところです。
知り合いの中にノウハウのある人もいるし、楽曲自体もシンプルで
オケを作るにしてもそんなに難しくはなさそうな感じ。
実現するためのハードルはさほど高くはなさそうなので、これもなんとか
力になってあげられればと思います。