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「Life」を求めて

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2005.11.12
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カテゴリ:人について
新宿にて。
仲のよい先輩(♀)に彼氏ができたということで、今日連れて来てました。

少し前までその先輩は前の失恋のショックでちょっと鬱ぽかったんですよね。突発的に手首とか切ってしまったりしてしまうくらいだったので医者にも行って薬もらってましたし。

しょっちゅう夜中に泣きながら電話かかってきたりしました。
泣きながら俺に相談されても、俺にそんな甲斐性無もかったし話を聞いてやるくらいが精一杯。ああ、明日も仕事なのにな~なんて思いながら。。。
でもそのうちに、この人が好きとか嫌いとかって言う以前に、なんかかわいそうでかわいそうで仕方なくなってきた。オレがこの人を救うにはマジにこの人を愛さなきゃ無理なんじゃないのかってなんかオレも悩みましたよ。
でもそんな覚悟も持てなかった。とても状況的に無理でした。。

久しぶりに先輩にあってみたら、普通に元気。以前とは見違えて元気になってた。

やっぱ愛の力やね。
愛の無い人がどうこうできる問題じゃない。
なんかうれしかったというか、ほっとしたというか。

そんな時ある先生の言葉を思い出しました
「最近心理学が流行ってるが、心理学なんかで人を救うなんて思うのはまったくもっておこがましいことだ。人を救いたいと思ったなら、その人と共にその苦しみをとことんまで共に苦しんでやることだ。それができないのなら人を救おうなんて思わないことだ」
ちなみにキリスト教哲学を教える先生。

心理学も精神医学も宗教も同じように人の苦しみを拭うけど、でも最終的に人を救うのは技術や組織じゃなくて、やっぱ人なんですかねえ。

その彼氏と話してなんか直感的に思いました。
あ、やっぱオレじゃこの先輩は救えなかったんだなって。
この人じゃなきゃ無理だわ。って。






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Last updated  2005.11.13 02:24:26
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